2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

書斎の住人

  • ヴァルキリー
    うちの部屋に棲息するフィギュアたち
無料ブログはココログ

« 魔王 | トップページ | 人と防災未来センター »

最近読んだ本

原田信男『江戸の食生活』岩波書店(2003)。
 「飢饉の救荒食から将軍の御成まで;おりおり、それぞれに営まれた食から江戸人のくらしを描く」(帯より)
 帯に書かれたことだけではなく、著者がこれまでも追求してきた「日本人における米食と肉食」の問題も絡ませ、琉球・アイヌまで視野を広げた書。
 雑誌『VESTA』での連載が元になっているためか、巻末に詳細な参考文献・参考史料が挙げられているにもかかわらず、本文中での参照関係が明らかではない。著者の『歴史の中の米と肉-食物と天皇・差別-』(平凡社:1993)に感銘を受けた身としては、少し残念に思った。
 「日本における肉食の禁忌は、その萌芽が弥生時代後期にみられ」(P.36)とか言う表現が何を参考にされているのか?少なくとも『歴史の中の米と肉』ではそのような表現はとられていない。
 「こうした蜑人は、(中略)もともとはインド・チャイニーズ系の阿曇・住吉系漁民と、インドネシア系の宗像・隼人系漁民との二つの系譜を引くとされており」(P.196)というのも、気になるのだが、いったいどの参考文献をみればいいのかが私には判らないのである。もしかしたら、このことは民俗学の世界では定説になっているのだろうか?律令期以前の渡来人についてその出自まで含めて指摘されているので、ガテン系としても興味津々である。
 ともあれ、先ずは身近なところで、民俗担当の文化人類学者にメールで聞いてみることにしよう。でも、最近忙しそうだからちゃんと答えてくれるかなぁ。

« 魔王 | トップページ | 人と防災未来センター »

専門書」カテゴリの記事

コメント

 自分でちょこっと調べた上、人類学者さんに聞いてみました。出所としてはかなり古い説のようですが、かならずしも民俗学の中でメジャーというわけではないとのことでした。忙しい中調べてくれた人類学者さんに感謝。
私の印象では淵源は柳田國男の「海上の道」かなぁとも思います。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 最近読んだ本:

« 魔王 | トップページ | 人と防災未来センター »