バックヤードツアーの新手法
福井市自然史博物館で開催中の特別展「どうぶつたちのプロポーズ大作戦!!」の進行状況が「どうぶつたちのプロポーズ大作戦!!」の大作戦で紹介されている。
それによると展示する「イッカク」の骨格模型を組み立てる模様を、事前に情報を流した上で公開したとのこと。展示作業をマスコミ向けに公開して、展覧会開催前からある程度盛り上げて貰うという手法は使ったことがあるが、ターゲットとなる層を絞った上とはいえ、展示作業自体を公開するというのは珍しいように思う。また、展覧会ができあがっていく過程をネット上で公開すると言うことも面白い。無料のblogサービスが普及したこともきっかけかも知れないが、基本的に担当者の情熱がないと何も始まらないと思う。
B.G.M.:EDGE OF SANITY /Crimson
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はじめまして。ご紹介ありがとうございます。展示作成の公開については、例えば作成業者さんなんかが「企業秘密が漏れる」という理由で嫌がる場合もありますので、いつでもできるわけではないですね。今回は標本作製職人さんの理解があったことも大きいです。
準備過程の公開は、実は去年の特別展でもやってみたのですが、その時は手前でウエブページのフォーマットを作っていたため、とちゅうで面倒になって続かなくなってしまいました。更新の手軽さという点で、blogサービスは優れてると思います。
投稿: soishida | 2004/07/31 22:58
コメントありがとうござます。soishidaさんのblogは理系の博物館のことを知らない私にとって興味深いものがあります。
展示ができあがる過程を知ってもらうことで博物館への親近感が少しでも増すのではないかと思います。
投稿: mournblade | 2004/08/01 06:50