今週の音源(8/18から8/22)
現場のシートをめくり上げると、蟋蟀が逃げ惑う。アキアカネも増え、早稲の穂が垂れ始めた。アマツバメの外気温センサーは午前8時前で30度を超える日があると思えば、20度程度の日もあり、季節は確実に移ろいつつある。
高校野球によってもたらされた時空の歪みを補完しようとしたのだが、まさかの失敗。何事も自分でやらないと疲れるだけかも知れない。
Hans Fagius / Bach at Leufsta Bruk(2007) / Musica Rediviva
Leufsta Bruk教会のオルガンはJohan Niclas Cahmanによって1726-27年に造られたもので、一時荒廃し使用できる状態ではなかったが、できる限りオリジナルに近い形での修復が行われ、2006年に修復が完成した。このCDでは送風装置もオリジナルのもの(人力)を使って録音されている。Hans Fagiusはスウェーデンのオルガニストでバロックだけではなく、ロマン派のレパートリーも多いようで、検索してみるとBISレーベルを中心に音源もかなりある。
SORROW OF TRANQUILITY - Empire From Darkness(2002) / Out Ta Bomb Records
メロディック・デスが一部ではやり始めた頃、ハードコア系のレーベルからリリースされた。メンバーが固定しなくて、このアルバムとミニアルバムを発表した後、活動が停止してしまったようだ。ギターとヴォーカルがかなり格好が良いだけに、順調に活動できなかったのが残念。
MANDRAKE - Unreleased Materials Vol.1(1997) / Belle Antique
MANDRAKE - Unreleased Materials Vol.2(1997) / Belle Antique
70年代後半、田舎の高校生だった私はメジャーレーベルから出る音源すら手に入れることができなかったため、国内のプログレ系バンドのことは全く知らなかった。これは今はなきVMS神戸店で買ったもの。他の大型CDショップに比べて、VMS神戸店は明らかにBelle Antiqueレーベルの商品が多く並べられていた。
それはともかく、このMANDRAKEがベーシストを変えてP-MODELになったというのにも驚いたのだが、音自体も同時期に活動していた美狂乱や新月に引けをとらない。個人的にはキーボードの使い方が格好いいと思う。
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