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彩~鶴澤派から応挙まで@兵庫県立歴史博物館

Img_0080 会期終了直前に滑り込みで見学。

 鶴澤派の事は何も知らなくて、円山応挙の師匠である石田幽汀が鶴澤派の人ということを聴いていたくらい。

 会場はそこそこ賑わっていたが、展示室で偶然会った担当学芸員のお話では今日が一番の入りで、入館者数は芳しくなかったとか。近世絵画の展覧会は限られたビッグネームでないと厳しいのだろうか。

 それはともかく、鶴澤派というのは江戸狩野派から分かれた流派で、家格を上げていきながら画風も広げていった流派のようです。

 個人的に興味深かった作品は次の通り。
 2代目探鯨「桜雉子・梅金鶏図屏風」、探鯨は鶴澤派の画風が変えた人ということで、この華やかな作品が好例だそうです。当たり前ですが、桜がソメイヨシノでないことと、主題になっている花と鳥以外の花・鳥たちが目立っているのも何となく良い感じ(まあ、作品名をつけるのは鑑賞者なので作者がどう呼んでいたかは判らないけど)。

 3代目探索「四季草花図屏風」。ものづくし風に色々な草花をひたすら配置した屏風。中虎はべったりとしていて面白くないといっておりましたが、その博物学的なところが面白い。だって、外国の園芸種とおぼしき花とかクレマチスが描かれている。ということは、実際に作者がその花を写生したか、詳細な外国製図譜(あるいはそれを元にした粉本)などを見たかということになり、江戸時代の博物が流行とも相まって興味がそそられるところです。

 6代目探龍「竹薔薇白雀図」は構図がいい。画面の真ん中にドンと竹が墨で描かれていて、白抜きで雀が置かれているのが目を引きます。

 この他にも各地にいた鶴澤派門人の作品とか、門人との遣り取りや通信教育システムとか、興味深い展示が続いていました。

 応挙の作品もいくつか展示されていたわけですが、仔龍は王義之龍虎図の虎の毛がフワフワだと喜んでいました。仔虎はこの手の展覧会には余り興味を覚えないので、ベンチに座って時間を潰していましたが、寝そべらなくなったのは一つの進歩かもしれません。

 図録を買って、帰りに映画館で夏のライダー映画の前売り券を買ってから帰宅。


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