虫開き@佐用町昆虫館
昨日から、今シーズンの昆虫館がオープン。昨シーズンの虫納めに引き続いて、虫開きに行ってみる。
イベントは10時開始で、11時からのセレモニーの間は中断と聞いていたけれど、結局イベントが始まったのはセレモニーの後。このあたりのルーズさがいかにも手作りイベント。ここに集まった人は時間を忘れることを求めているのだから、これでいいのだろう。
セレモニーまでの間、飼育されている虫と魚を見ていたり、仔龍はスタッフのお嬢さんに誘われて、アートイベントの準備を手伝う。
私と中虎はことぶきさんと話をしたり、冬の間に機動性を獲得したお子さんを見せていただいたりしていて、即売されている野菜を買ったりしていた。
セレモニーの後、カブトムシの幼虫を落ち葉の集積の中から探したり、新たな落ち葉の集積を作るイベントに参加。結局、カブトムシの幼虫は見つからなかったが(クワガタの幼虫、ガロアムシの幼虫が見つかったらしいが)、仔虎はテンションが上がったのが、熱心に落ち葉や堆肥の運搬を手伝っていた。今回、幼虫がほとんど見つからなかったのはスタッフの人にとっても計算外だったようで、次シーズンに向けては落ち葉の集積にカブトムシのメスを放して産卵を即すようだ。
午前中は曇りがちで、気温も低かったが、昼過ぎになって太陽が出てきて、体感温度も上がる。仔龍は溝の中でじっとしているカエルを見つけて喜んでいたし、仔虎と二人でイモリ池でうごめき始めたイモリを捜して楽しんでいた。
こどもとむしの会と方と話していて、正式会員になった場合は1日館長を務めることも必要だが、昆虫館で泊まれるとも教えてもらった。なかなか魅力的な話だが、私は5年生の壁を越えられなかった人(※)なので、1日館長はできそうもない。壁を越えている仔虎と仔龍にこの話をしたら、泊まりたいと言っていた。
お昼を用意していなかったので、1時頃には昆虫館を後にした。最後の最後に、タテハチョウを発見。羽が傷んでいなかったので、冬越し直前に羽化した個体だろうか。もう少し、暖かくなったらまた来てみよう。
帰りに修理に出していた仔龍のランドセルを受け取る。肩紐が完全に取り替えられて、クリーニングもされているので、仔龍もご機嫌。それとオモチャ売り場でオーズメダルセットが売っていて、サゴーゾコンボができるようになり、仔虎もご機嫌。
ついでに図書館支所で予約図書を受け取る。窓口で3巻とか6巻からでいいのかと聞かれたが、『GOSICKs』の1・2巻は所蔵図書にないのだから、購入希望を出すことはできても、借りることはできない(そもそもシリーズの3巻目だけを架蔵するということ自体が私には理解不能だが)。
桜庭一樹『GOSICKs 3』・『本に埋もれて暮らしたい』、香月日輪『地獄堂霊界通信6』、角川スニーカー文庫編集部『S RED』
※セレモニーの際、昆虫館の人も話されていたが、自分の体験でも虫への情熱が一気に冷めるのが5年生くらい。そこを越えた人は一生虫好きでいられる確率が上がるのではないだろうか。何らかの原点回帰なり回心があれば別だが、虫好きとは言えない私には残念ながら1日館長はできそうもない。
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