医者通いの休日あるいは蛍の光
まずは月いち循環器内科。自分では来週のつもりだったが、残っている薬の量からすると一週間勘違いをしていたらしい。寄る年波と言うことか。
循環器内科の帰りに図書館分館へ。土曜日ごとに返して借りる生活。本だからいいけど。この一週間で小説9冊読んだことになる。時間があった学生時代以来のペース、自分でもあきれる。「米澤穂信フェア」もあとは「古典部」シリーズを残すだけとなってしまったが、刊行順に読みたいので、『氷菓』が手元に届かないと、次が予約できない。
西尾維新『悲鳴伝』、笹本祐一『小娘オーバードライブ3』、米澤穂信『インシテミル』・『追想五断章』・『儚い羊たちの祝宴』、夢枕獏『翁』
図書館から「Backen Dichter」へ。最近2回続けて振られている(臨時休業と売り切れ閉店)ので、午前中に行くことにした。さすがに開店して1時間ほどなので品物あり。小さな食事パンを4種類買って帰る。
帰りは河川敷の道を通る。明日の朝、先週降雨中止になった河川敷の清掃があるとの連絡があったので、状況を確認することに。2週間前の大雨でたいがい酷いことになっていたが、昨夜の大雨で再び河川敷が浸かったようだ。この時点でも堰堤のあるあたりは川の水が河川敷に侵入していた。明日の掃除は大変そうだ。
来週に睡眠時無呼吸外来の予約が取れたので、皮膚科に行くのも一週間早めることにし、昼食後に岡町の皮膚科へ。巻き爪は一進一退という感じで、炭酸レーザーで爪を焼いて内側に曲がっている爪を外側に曲げる。でも、治療を受けた時はともかく、伸びるに従って爪が再び巻いていくことから、やっぱり外科的な措置が必要かもしれない。
駅まで中堀沿いに歩いて戻ると、船場川の水位もかなり上昇し、中堀の水面もか成り上がっている。白鷺橋から少し東に入ったところにある常磐蜜という和菓子屋さんで「いわを」というお菓子を買う。何だか懐かしい感じのする餡入りのお饅頭。たまに食べたくなる。
天気も良くなったので、かねてからの予定通り夕刻から佐用町昆虫館へ。今日は年1回の「姫蛍の夕べ」。今年からは申込制の「こども昆虫道場」がメインとなり「夕べ」の方は自由参加になったので、少しくらい遅れても問題はない。
7時を少しまわったところで昆虫館に着く。まだ明るく蛍が光り出すまでには時間がある、館内を見学し、屋外に置かれた「カミキリムシのお部屋」という枯れ枝を集積したアクリルケースを見る。私と中虎は何も気付かなかったのだが、仔龍が「大きなナメクジがいる」と騒ぎ出した。よく見るとケースの内側に15センチ以上ある巨大なナメクジが・・。ナメクジと言えば3㎝程度の可愛いものしか知らなかったので、別の生き物ではないかと思ったが、形態はどう見てもナメクジ。さっそくネットで調べてみるとヤマナメクジという大型種であれば、体長が10センチ以上になることが判明。名前がわかると仔龍も落ち着いたが、本人曰く「蛍は何回も見たけど、ヤマナメクジは初めて見たので、今日はナメクジが印象的」と本来の趣旨はどこかへ飛んでしまったよう。それでも、8時前からヒメボタルが徐々に光り始め、8時過ぎからは上空にゲンジボタルも舞い始めて「夕べ」が始まると仔虎と一緒に楽しそうに蛍を追っている。指導に当たっておられた人博の八木研究員によるとゲンジボタルは割と夜遅くまで光っているが、ヒメボタルは7時半から9時前くらいまでの限られた時間しか光らないので、タイミングを逃すと見ることが出来ないとか。勉強になる。
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