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かわいい!女子ワールド@兵庫県立歴史博物館

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 兵庫県立歴史博物館の30周年記念特別展第一弾。「かわいい!女子ワールド―松本かつぢと少女文化の源流―」(6月23日まで)。

 招待状をいただいたので開会式に出席し、担当された学芸員さんのギャラリートークを聞いてきた。
 構成としては「少年」という概念が男の子だけを示すようになった余波で誕生した「少女」というカテゴリー、そのカテゴリーに向けて創出された少女雑誌という流れをおさえた上で、そこを舞台に活躍した兵庫県出身の松本かつぢを紹介する展覧会である。

 この展覧会は面白い。それは展覧会の中心となる松本かつぢの画業が色々な側面を保っているからだと思う。個人的には叙情画家としては中原淳一が好きなのだが、松本かつぢもなかなか興味深い人物だったようだ。

 オタク的には図録に掲載されていないのが残念だが、「?のクローバー」という昭和9年発表のマンガが秀逸。このマンガの歴史的価値については、既に夏目房之介氏により指摘されているとの事(担当とは別の学芸員さんに教えてもらった)だが、表現の斬新さに驚かされる。

 また、叙情画から離れた晩年の童画作品でも独特のキャラクターは健在だが、人物はオリジナリティーに溢れているものの、コスチュームに関しては某アメリカアニメの影響が明確に現れていて、これは某アメリカアニメがいくつかの物語においては、かつぢに限ったことではなく典型的な表現として受け入れられていたことを示しているのかもしれない。

 担当学芸員は一昨年度の特別展「宝塚歌劇―咲きつづけて一世紀―」でも少女文化としての側面の触れていた人で、少女文化にフォーカスするのは今展で2回目。童画コーナーでは大きな展示替えもあると聞いたので、6月16日に行われるれきはくアカデミー「昭和の少女文化-特別展 かわいい!女子ワールドから-」も是非聴講したいものだ。

 展覧会とは関係ないが、学芸員の一人から「戻ってこないのか」と言われた。まあ、一応勤務に関する調査には行きたい先の一つに挙げてきたが、今のところその気配はない。その上、私が戻るには今いる人が出ていかないといけないし、それはちょっと・・じゃないかなぁ。

 ※当初、掲載していたギャラリートークのスナップについては、ご本人の申し出により削除。

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