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オルガンの休日

20130511organ

 最近、心がささくれ立つようなことが続いたので、一人で気分転換に出かけることにした。行先はパルナソスホール。バス代の節約と運動を兼ねて、姫路駅からホールまで歩いていく。

 「朝のハーモニー」と名付けられたミニコンサートは大人がワンコイン、高校生以下は無料という安価なもの。年間8回程度のうち、今回が唯一のオルガンコンサート。ただし、8月と9月に無料のオルガンリサイタル(1回は新進オルガニストの受賞記念、もう1回はこのホールの新しいオルガニストのお披露目)。

今回の演目は前半がドイツ、後半がフランスの楽曲という流れ。
 1.J.S.バッハ『幻想曲とフーガ ト短調 BWV542』
 2.J.ブラームス『11のコラール前奏曲op.122』「第4番 わが心の切なる喜び」
 3.F.メンデルスゾーン『前奏曲とフーガ ハ短調 o.p.37』
 4.G.ピエルネ『三つの作品op.29』「前奏曲、カンティレーヌ」
 5.E.ジグー『トッカータ』
 6.L.ヴィエルヌ『オルガン交響曲 第3番 o.p.28』「第4・5楽章」
 うち、プログラムとして公表されていた1、3、6は手元にあった音源で事前にチェック。
事前に判っていた曲目から考えていたのは、オルガン音楽の頂点とされるバッハ、忘れられていたバッハの再評価を促し「音楽の父」の座に押し上げたメンデルスゾーン、メカニズムとしてのオルガンが発達した19世紀のフランスにあって、その響きを極めようとしたサンフォニストのヴィエルヌという西ヨーロッパオルガン史を俯瞰するような内容だということ。実際にはフランス系楽曲が充実していて大変新鮮。

 このホールのオルガンは3段鍵盤+ペダルで41ストップ。須藤オルガン工房の製作で、工房の性格上ドイツ系のオルガンといえるかもしれないが、カプラーも装備されているので、フランスのサンフォニスト達の作品にも対応できるのだろう。

 オルガニストは井原由紀という方で、プログラムに記載されたプロフィールを見ると、フランスとイギリスでオルガンの研鑽を積まれたようで、その経歴からすれば後半の選曲はうなずけるところ。

 で、感想だが、普段CDとかiPodで聞いているのはあくまでも耳で聞いているだけだが、ホールで生の楽器で聞くのは身体全体で聞くことになるので、やはり違う。また、選曲の面でも、ドイツの作品が古典派および古典派的要素を持ったものなのに対し、フランスの作品については20世紀に入ってからのものであることと、フランスで発達したシンフォニックなオルガンを前提とした曲ということで雰囲気がかなり違っている。個人的にはフランスの楽曲に魅力を感じているので、生で聞けてかなり満足している。でも、このあたりのオルガン曲は音源が手に入らないのが辛いよぁ。

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