ちょっと歩いた休日(2)
お昼前に家を出て、JRだけで会社が間借りしている兵庫県立考古博物館へ。昼食を摂る時間がなかったので、コンビニで買ったパンを駅のホームで食べる。
今日は「兵庫五国の考古学:摂津国の考古学」という講演会がある。講演するのは大学の後輩なので、顔を出しに行く。内容は前回の「播磨国」に続いて弥生時代の話。次は「丹波国」だが、ちょっと内容の予測がつかない(もしかしたら、近世かも)。
講演会の後、少し後輩と近況を話した後、かねてより計画していた「駅家の郷」探訪を敢行する。東加古川駅で降り、そのまま北上してみたい誘惑(ラノベの宝庫見学)を振り切って、西へ向かう。
今回、「駅家の郷」を訪ねたのは、2ヶ月後に野口公民館で「坂元遺跡」について一席ぶつ事になっていて、調査終了後の遺跡の写真を撮影するためだった。
まだ、南北道路の工事は終わっていないのだが、区画整理自体は終わり、かつて田畑であった土地はほとんどが住宅地に変化していた。
若干流路が緩やかになった白ヶ池川は相変わらず鯉が泳いでおり、カルガモの集団も観察できた。ちなみに、この川はわたしが野良ヌートリア(ただし、屍)を初めて見た場所でもある。
方形周溝墓群とか律令期の建物群も川や道路に変わってしまい、今となっては報告書の中だけに残されている。
調査をしていた頃と違って、JRの側道が加古川駅までまっすぐに通れるようになっていたので、遺跡から駅までの道のりは歩きやすい。
駅のすぐ東側にある「あん工房 豊穣庵」でオーソドックスな小豆漉し餡のくず餅を買ってみる。ここは北條製あんというまさに工場で、電車で現場に通っていた時、朝から餡を炊く甘い香りが漂っていて、気になっていたお店。なお、くず餅は夕食後にいただき、餡があまり好きではない仔龍もお代わりをしていた。
家に戻ったら、もう7時前になっていた。ここまでで約10.5キロ、合計13キロ。
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