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伊万里染付の美@兵庫陶芸美術館

20130810blueflower
 会期も残り少なくなったところで、ようやく観覧。サブタイトルは『「図変わり」大皿の世界』。あまり取り上げられることのない江戸時代後期の伊万里焼、それも60㎝近くある大皿ばかりを集めた展覧会。

 「染付の美」、「広がる模様」、「風物・風俗」、「いのちの輝き」の4部構成で、焼き物の展覧会であると共に絵画の展覧会の趣もある。

 それぞれが一品ものということもあるのだろうか、形状も呉須の発色も安定していて、江戸時代後期の伊万里焼の技術的な安定が個人的には印象的だった。

 それとテーマが「図変わり」であるから、描かれた内容も気になるところ。中国的あるいは中国風の画題が多い中、鍋島様式でも見られる幾何学系文様をモノトーンにしたようなもの、浮世絵にインスピレーションを得たものや駄洒落とも解釈出来るものも含まれている。なかでも気に入ったのは十二支図で、二つが瓢箪に残りが将棋の駒に描かれたもの。仙人が瓢箪から驢馬を自由に出し入れした逸話に基づく「瓢箪駒文」(これをそのまま描いた作品もある)を駄洒落風に発展させたのが面白い。

 それはともかく、中国的な画題については、伊万里焼の様式に組み込まれているものだから当然産地に絵見本なりの蓄積があるからいいとして、浮世絵風の画題、消費地を意識したとされる都市の風景に取材した画題等は誰が企画したものなのだろう。ものづくりにともなく情報の流れに興味がある私はそのあたりが一番気になったのであった。

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