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4月下旬のミュージアム Part3 姫路文学館

 特別展「怪談皿屋敷のナゾ-姫路名物お菊さん-」を見学する。会場は2カ所に分かれており、第1会場だけなら平常展料金で見学することができる。

 大雑把に展示の構成を述べると以下のようになる。

 第1会場は皿屋敷系怪談の分布状況と、その中でも播州に関わるものの紹介、第2会場では引き続き播州以外の地の皿屋敷系怪談の紹介と芸能や文学、美術の分野における皿屋敷系怪談の紹介が行われていた。

 第1会場での注目は、皿屋敷系怪談の分布図。根が考古学なので、集成とか分布図というのにはどうしても弱い。仄聞するところ、この展示の担当者も根っこは考古学の方ではなかったか。

 第2会場ではミーハー的興味の対象として、京極夏彦作品絡みで展示されていた荒井良の妖怪張り子と朝松健『ちゃらぽこ 仇討ち妖怪皿屋敷』を挙げておこう。
 荒井良の妖怪張り子は大昔に島田ギャラリーで開催された個展を見に行き、作品集である『化けものつづら』も買い求めたことがある。ギャラリーで個人蔵とされていた作品が実は京極氏蔵であることをかつての同僚(妖怪担当学芸員)に教えられた。
 朝松健は取り上げられている「ちゃらぽこ」シリーズ等のラノベ的時代小説で復活した感があるが、個人的には魔術小説やコズミック・ホラー時代が懐かしい(この方面の近刊がアトリエ・サード刊行の「ナイトランド叢書」に含まれていることを知り思わず発注!)。

 展覧会の内容とは関係ない部分で字数を費やしてしまったが、資料の展示密度が何となく考古学系のノリに近いなぁと感じた。それと、意外なところで柴田是真の名前を見つけて、ちょっとびっくりできたし、面白い展覧会だった。

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