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書斎の住人

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兵庫県立美術館、香雪美術館、神戸市立王子動物園

ジブリの大博覧会
 県立美術館の貸館事業。開館時間前から長蛇の列であった。

 気が進まないまま来てみたけれど、アニメージュ・ナウシカ世代であるため、ジブリに一定の思い入れがあるし、実際に劇場で見ている作品も多いから、展示はそれなりに面白かった。

 じっくりとは見ていないものの(人多いし)、この展示の目玉は、各作品のコピーをめぐる鈴木プロデューサーと糸井重里とのやり取りや映画の宣伝に関する品々。
 いくつも候補が挙げられたタイトルのフォント、各作品の車内吊り広告・新聞広告が並べられた展示はなかなか興味深いものだった。

 展示の後半は「スタジオジブリ空とぶ機械達展」。ジブリアニメというか宮崎アニメの乗り物は飛行機械だけに限らず、ゴデゴテしたところとシンプルなところの絶妙な混合比に味がある。展示自体は懐かしく面白かった。
 ただ、この展示の導入部分に「空へのあこがれ」という人類の歴史に関してのイラストボードがあり、金属器使用の開始を説明した部分に描かれていた「弥生時代の銅矛」は明らかに平形銅剣。誰もチェックいれへんのかぁとちょっと悲しい。

20180526gibli

 次の貸館事業は「いもとようこの世界」。夏休み期間にさらなる集客を図るという感じである。

明治の刀工 月山貞一
 館蔵品を主体にした展覧会だと勝手に思っていたのだが、そうではなかった。大阪歴史博物館の所蔵品が多く含まれ、刀剣の展覧会としては通有の「個人蔵」も複数あった。

 今回の展示は、刀から美術品収集の道に入った村山龍平と、その同時代となる大阪月山の始まりを取り上げるとともに、大きな時代の変化により、刀装具以外の金工作品へシフトした職人も紹介している。

 祖父が美術刀剣のコレクターで月山貞一(二代目)、月山貞利を所持していたと思う。「日本号」という名槍の模作の倶利伽羅龍の彫刻が印象的だった。だから、私にとっては「月山派=刀身彫刻」であったが、展示を見てその思いを強くするともに、古刀の模作や様々な作風の刀を作っていることに感銘を受けた(小烏丸造のものとか)。

 また、刀装具のコレクションがコレクションボックスというべき「刀装具箪笥」、「小柄笄箪笥」にきっちりと収められているのが印象に残った。

神戸市立王子動物園
 香雪美術館の帰り、王子動物園の前を通ると言ったばかりに、仔龍の一言で寄ることになる。

 ここに来るのも久しぶりで、閉まっている(改装中)獣舎や住人のいなくなった獣舎もいくつかあって、時間の流れを感じさせた。

 王子動物園は天王寺動物園ほど大々的な改修が行われていないが、水禽舎は観察デッキをcageの中に取り込むなど、博物館でいうところの露出展示的な手法がとられていたのが興味深い。また、全ての獣舎にあるわけではないが、手書きポップ風の解説版もそれなりの数が認められた。

 手作りポップ風の解説版は、その動物自体の説明とその動物のエサ(メニュー)を示すものがセットになっているようだった。その中で少し大げさだけれど、衝撃的だったのがマヌルネコのメニュー。テキストにはしないけれど、写真を載せておきます。マヌルネコは中央アジアに生息するネコで、何となく平べったい体形がキュートだけど、確かに肉食獣なのだよね。

20180526manuru

 仔龍は鳥好き(哺乳類も好き)ではあるけれど、食物連鎖は当然の事実として受け入れているので、こういう方面には取り乱さない。インターンシップで動物園に行って、「調理室」で生きたヒヨコが段ボール箱に入れられているのを目撃しているしね。マヌルネコのメニューを見た感想は「深夜アニメだったら、モザイク入っている」と「商品として流通してるんや」でした。

20180526zoo02

 あと、王子動物園では動物園サポーターということで獣舎にサポートしてくれた団体・会社などのプレートが掲示されている。
 その中で、シロフクロウのサポーターが松陰中学校だったのが面白かった。松陰といえば白い夏服、プレートには白い制服のイラストが添えられていたから、「白」つながりでのサポートなのだろうか。何となくほっこりした。

20180526snowlyowl

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