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書斎の住人

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bijin-tokei

旅行・地域

今週の音源(2/15)

 昼からのセミナーに出席するため、東京文化財研究所へ。昼からといっても、のぞみでも片道3時間以上かかるので、いつもの出勤時間と変わらない。

 本日出席したセミナーは「実験用実大展示ケースを用いた濃度予測と清浄化技術の評価」というテーマ。いわゆる「エアタイトケース」の構成材から酢酸その他の有害成分が放散されるので、ケース内の文化財を痛めないようにするにはどうするかというお題である。詳細はここに書くより、そのうち『保存科学』誌上に報告が載るだろうし、そうなれば東京文化財研究所のHPでPDFが公開されるので、それまでお待ちいただくのが確実だろう。セミナーは個人的には興味深いものでした。「個人的」にと書いたのは私自身が博物館業界に久しぶりに戻って来たこともあって、展示環境についての知識がようやくアップデートされたことによる。

 ただ、月曜日の上野の森というところは、東京都美術館も、国立西洋美術館も、国立科学館も、東京国立博物館も、何もかもが休館日であるので、自費で帝都に駆け上る余裕のないわが身にとっては何ともつまらない。まあ、「休館日」だからこの手のセミナーに出席しやすいという向きもあるのだろうが、個人的には月曜以外の方がよかったなぁ。「ワイン展」見たかった。

 昼食代をワンコイン以内におさめて、職場へのお土産も買わず(今の出張システムで日帰りだと赤が・・)、寒い懐からようやく絞り出したのは缶ビール2本分。長浜浪漫ビールの「NAGAHAMA IPA special」とOH!LA!HO! BEERの「CAPTAIN CROW EXTRA PALE ALE」である。最初は帰りの新幹線で呑むつもりだったのだが、隣の人が席に腰掛けるなりドライの500ml缶を開けたので、なんとなく気分が殺がれて、家に持ち帰り。

20160215beers

 で、酒も飲まずに何をしていたかというと、ペットボトルのお茶を飲みつつ、図書館で借りた『武器と弥生社会』を今頃になって読んでいたのであった。さすがに邪魔も入らないのでとぎれとぎれでも三分の一程度は読めた。

岸田教団&THE明星ロケッツ / GATE II-世界を超えて-(2016) / Warner Bros. Entertainment Inc.

今週の音源(11/13から11/15)

 自分でスケジュール調整した結果であるが、午前中に展示解説を30分×3セット。一つは今城塚古墳の地元グループの文化財ボランティア方々で、掛け値なしの「大王」墓の埴輪に接しているグループ。まあ、地方王墓の埴輪を見てどう思われたのかは判らないが、時期の違いと組成の違いがあるので、何とかご満足いただけたのかも。

 残りの2本は昨年度までいた職場で報告書のお手伝いをしていただいているグループを二つに分けての解説。喋る内容がぶれないよう少しは気を遣う。聞いたところによると研修という位置づけであるので、事後にレポートの提出が待っているとか。お気の毒である。しかも、そのテーマは展示を見た感想ではなく、遺物の復元はどこまで適正かということらしい。さらにお気の毒。

 講演会のあった日、仔虎が休日演習のため、車で宍粟まで送っていく。時間を短縮するため、宍粟からそのまま車で会社まで行く。

 講師の方と打ち合わせをして、講演会に臨む。当初、第1回目の内容的に講演と重なる部分があるのではと思っていたのだが、杞憂に終わり、なかなか興味深いものであった。個人的は古墳の破壊要因について巷間伝えられていることが、いわゆる「神話」であることが分かったのは大きい。まあ、近世以前に壊されていた方が、長持形石棺が破壊されて各地に散らばっている状況を説明するにもしっくりくる。その一方で天候は下り坂。翌日はウォーキングイベントなので、ネットで何回か確認。問い合わせに対しても、決行する旨を伝える。

 イベント当日、昨日の雨が予想以上に多くて、天候の回復は見込めるもののJRがダダ遅れ。どうなってしまうのかとも思ったが、少し合流が遅れた方はいたものの、何とか参加予定者は揃い、天候の方も小雨が降ったりやんだりではあったが、強い雨ではないので歩く上での問題はなかった。地元教育委員会の人にもいろいろご協力いただいて、イベントは無事終了。

 イベントの経路に下見をした時からちょっと気になっている店が一軒。いわゆる模型専門店なのだが、表から覗いた限りではそれなりの品ぞろえであるようで、この町でここまで需要があるのだろうかと余計なことを考えてしまった。

20151115toyshop

 イベントの行き帰り、私はローカル線の普通列車を使ったわけだが、竹田城駅での乗降客数が多く、ブームが続いていることを実感。

DEAD END / Zero(1989) / BMG Victor
DEAD END / Metamorphosis(2009) / Danger Clue Entertainment
DEAD END / Dream Demon Analyzer(2012) / Avex Entertainment

今週の音源(7/29から8/2)

 30・31日は松江へ。古墳時代の玉作りをテーマにした共同研究の中間発表会に出席。これも経緯とかいま一つわかっていない分掌の一つで、普通昨年度の担当者がいたらそのままメインの担当を続けるのではないかと思ってしまう。

 出張旅費の問題で少しごたごたしたのだが、出発前には無事解決。JRが新幹線と重なる部分の在来線特急を減らしている上に、大都市間の複々線や複線地区を除けば、在来線には各停しかないわけで、いつまでも短距離での特急や新幹線の利用を制限していては公共交通機関での出張そのものが成り立たなくなるのではと考えてしまった。ともあれ、いわゆる在来線の特急に乗って県外に出るというのはかなり久しぶりで、しかも「やくも」は初めてである。乗ってからわかったのだが、車内販売のない特急って寂しいものである(まあ、あってもたぶん何も買わないのだけど)。

 松江は父方の祖父の出身地で、学生時代に一度訪れたことがある程度の町。自由になる時間はほとんどないので、初日の会合が終わった後、駅周辺をぶらつく。一畑百貨店の食品売り場で自社ブランドの地ビールがあって、ちょっと驚いたのだが、醸造元を見てみると「大山Gビール」と同じ。まあ、それはそれで安心感があっていいのだけれど、ちょっと肩すかしかも。

 松江駅のキオスクでは島根ビールの「ビアへるん」(各種)とくめざくら大山ブルワリーの「大山Gビール」(各種)が置いてあった。諸般の事情というか、気が進まなかったこともあって、情報交換会はパスしたので、「大山Gビール」のヴァイツェンをお宿で飲み、「ビアへるん」のペールエールと縁結麦酒スタウトを各1本ずつ(まあ、これが財布の限界)買ってみる。それと帰りの岡山駅、到着した時はすでに勤務時間外だったので、駅ナカのコンビニで独歩ビールの缶(250ml)を買う。ある程度大手のビールに値段を近づけるには仕方がないかも。

 ビール以外には彩雲堂の「満天」(羊羹)と「願ひ菓子」(勾玉形の干菓子)、それに職場のお土産に「姫神占い神社クッキー」を買ってみる。

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 会社に持って行った神社クッキーはなかなか評判が良かった。自分でも食べてみたが、ブラン入りのクッキーに近い感じでなかなか味わい深い。それと家で「満天」と「願ひ菓子」を食べる。この時、ようやく気付いたのだが後者は「願い」と「干菓子」を重ねたネーミングなのかも。旧仮名遣いにすれば「ひ」が重なって、一つ省略できるし。

 それと『パムとケロ』クッキーもうける。同僚の甥御さんがこのシリーズのファンだとかで、ちょうど里帰りしていたタイミングと重なり、甥御さんも楽しんでくれたそうだ。素材が偉大だと拙いお菓子でも喜んでもらえるのだ。

 大鶏老と食事をした際、「満天」と「願ひ菓子」を食後に出す。「満天」はやはり綺麗だった。夜空をかたどった部分が特にいい感じ。味の方も上品で、さすがに不昧公以来の伝統を誇るお店の商品である。「願ひ菓子」は干菓子なので、味の点では予想通り。ただ、もう少し色によるフレバーの違いがあってもよかったかも。

BAND-MAID / 愛と情熱のマタドール(2014) / Gump Records
人間椅子 / 二十世紀葬送曲(1999) / meldoc
人間椅子 / 怪人二十面相(2000) / meldoc

日帰り旅行「三次ミュージアムツアー」

 山陽道からこの春に開通した尾道道を通って三次へ向かう。尾道道の一部区間が通行止めになっていて、途中からは国道を走ることになる。カーナビがないのでスマホとグーグルマップの組み合わせをカーナビ代わりに使い、無事奥田元宋・小由女美術館に到着。

 この美術館を訪ねるのは初めてで、思ったより広くてびっくり。日本一月が美しく見える美術館という触れ込みで、満月の夜は午後9時まで開館しているとか。美術館と月というと、また行ったことはないのだけれど奈義町現代美術館を思い浮かべてしまった。

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 で、島田ゆか原画展である。何というかこの人の絵本は中毒性というか引っ掛かりがあって、嵌まると忘れられない作品ばかり。それとスピンオフと本編の絡まり具合が絶妙。読みの浅い若いお母さんがいたので、思わずツッコミを入れたくなった(『かばん売りのガラゴ』に出てくるカエルはケロちゃんではないよ!)。

20150718shimashima

 原画展ショップも設けられてあって、迷いながらもクッキー型と会社のお土産のバムケロクッキーを買う(ただし、ケロちゃんのカバン形の缶は仔龍にお召し上げ)。記念撮影コーナーでは仔虎だけがバム・ケロと写真撮影、仔龍は本当に写真を撮られるのが嫌いである。仔龍は散々迷った末、「シマシマ」のぬいぐるみを自費でお買い上げ。これは本当によくできていて、いい感じのぬいぐるみだ。

 昼食は美術館隣のトレッタみよしという地産池消レストラン兼アンテナショップにあった麦麦というベイカリーでパンを買いこむ。地産池消レストランの野菜をふんだんに使ったビュッフェも心惹かれたのであるが、待ち時間を惜しんで今回はスルー。菓子舗 参彩堂のスティッククッキーも買ってみる。
 
 昼食の後みよし風土記の丘ミュージアムで「海洋堂フィギュア展」を見学。この展覧会を見て改めて思ったのだが、海洋堂の展覧会というのは完全にパッケージ化されていて、会場とか予算に合わせてオプションを変えるということで成り立っている。原型ではなく、フィギュアの展覧会なので複数を同時に走らせても全然問題はないというわけだ。なお、このミュージアムは良心的なことにちゃんとガチャガチャ用に両替ができるようになっていた。ただ、残念なのは両替してでもやりたいガチャガチャがなかったこと。
 
 ちなみに、このミュージアムはいわゆるサイトミュージアムで古墳群の中に作られているわけだが、前回ここを訪れたのは『稲生物怪録』に関する特別展を見るためだったし、今回はサブクエストとはいえ「フィギュア展」見学できているのだから、考古学を学んだものとしては道を外れているとしか言いようがない。

 帰りは尾道道も工事はしていなくて、山陽道も空いていたので、夕方には無事帰宅。ルドルフに仔龍のバースデーケーキを取りに行き、夜は少し早いけど誕生日のお祝いをする。

今週の音源(7/14から7/17)

 世嬉の一酒造の「いわて蔵ビール」の缶ビール(金蔵・赤蔵・黒蔵)が近くのスーパーに売っていたので買ってみる。どれもいい感じだったけれど、やはりスタウトである黒蔵が気に入ってしまった。

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 週の前半は週末というか週明けに迫ったイベントの準備。この期に及んでブースのバナーを作る羽目になってしまい、慣れないイラストレーターを操作。バナーの大きさや向きが統一されていない中、アートボードで大きさを決めて、その中にはめ込んでいくという方法をとる。一応、何とか出来たけれど、なかなかうまくいかないものだ。

 台風接近の中、帝都へ。結果的には、暴風雨に遭うこともなく、新幹線は時間どおり。東京文化財研究所の近く、国立東京博物館西側の植え込みで地元の猫に会う。

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 この日の用事は東京文化財研究所でⅠPM(総合的病害虫管理)のフォーラムに参加すること。内容は文化財保存修復学会のHPを参照していただければいいのだが、色々な館種に所属する方々の発表だったので、興味深いものだった(国立系だけだと地方のミュージアムにとって雲の上の話になりがち。)

 仕事を離れて、個人的に感銘というか感慨深かったのが、キューハクのバードストライク問題が発表の中で触れられたこと。キューハクの開館直後、自然系博物館の学芸員さんがこの問題に関してかなり憤慨していたことを覚えていたからだ。キューハクは館のキャッチフレーズに「自然との調和」を挙げていたので、バードストライクが多発していることをある意味内輪の集まりと言え、話が出るとはほんと意外だった。

 このフォーラム、隣に座られていたのが研究室の大先輩だったり、帰りに旧知の学芸員Kさんに声をかけられたり(この後、Kさんは休みをとっていたので東京でミュージアムめぐり)と予想外の出来事もあった。会社のイベントさえなければと思ったものの、氷点下の懐では展覧会めぐりもままならなかっただろうなぁと全てを諦めて帰路につく。

 こうしたマイナスというか気分が低下している時はちょっとした不運が襲うもので、今回の帝都行きでは新幹線の指定席は行きも帰りも三人掛けの真ん中であった。

BLACK SABBATH / S.T.(1997;1970) / Teichiku(Vertigo)
BLACK SABBATH / Paranoid(1997;1970) / Teichiku(Vertigo)
BLACK SABBATH / Master Of Reality(1997;1971) / Teichiku(Vertigo)
BLACK SABBATH / Black Sabbath Vol.4(1997:1972) / Teichiku(Vertigo)
BLACK SABBATH / Heaven and Hell(2004;1980) / Sanctuary Midline
BLACK SABBATH / Mob Rules(2004;1981) / Sanctuary Midline
BLACK SABBATH / Born Again(2004;1981) / Sanctuary Midline
BLACK SABBATH / Headless Cross(1999;1989) / International Records Sundicate

帝都訪問の休日

 夜行バスで帝都に行くのは何年振りだろう。しかも、往復ともなんて。前に乗ったのはまだ学生だった頃で、しかも往路だけだったような気がする。

 今回の夜行バス、何となく昔に乗ったバスよりシートが狭い感じがする上、前に座ったご老人がリクライニングを限界まで倒してきたこともあって、ちょっと快適とは言えない面もあった。ただ、最後の休憩で寄った海老名サービスエリアが朝の5時だというのに一部のストアが開店していたこと、そのストアの一つが成城石井だったことにカルチャーショックを受けてしまった。ここで朝ごはん買えたじゃん。

 朝に新宿について、帝京大学八王子キャンパスへ向かう。予定よりも少し早く、そのまま京王線の準急で聖蹟桜ヶ丘駅まで行き、そこからバスで大学へ。受付まで1時間ほどあったので、発表資料の見直しをする。

 受付を済ませた後、一度外に出ると会社の諮問委員会で委員長をお願いしている先生と出会い、ご挨拶。先生はあろうことか私が発表するセッションを聞きに来られるという。緊張度が一気に高まる。元文化庁主任調査官の前で埋蔵文化財行政の話なんてあまりしたくはないものだ。

 発表の事前打ち合わせを終え、本売り場に行ってみると本は買うまいという決意も崩れ、図録を含めて3冊ほど買ってしまう。予定外の散財である。

 セッションが始まり、会場を眺めてみると予想以上に聴講者がいることと先ほどの先生以外にも文化庁関係者、当初発表する予定だった大学の先輩など何とも言えないメンツが揃っているではないか。一段と緊張感は増したものの何とかセッション終了。お昼は弁当が出た(というか弁当だけって感じだけどね)。

 まあ、協会に来るのも本当に久しぶりだったので、何人かの知り合いに会い、挨拶をする。何人かは私の発表会場にもいたらしい。赤面もんだ。

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 食事を済ませたら、さっさと大学を後にし、虎屋文庫へ。近々休館の虎屋文庫ではこれまでの展示を振り返る「虎屋文庫のお菓子な展示77」をやっていた。小さなギャラリーだけれど、面白い展示をしてきたのだなぁというのが改めて認識できる。残部があると表示されていた展示の冊子だけではなく、追加でいくつかの冊子をいただくことができた。機関紙『和菓子』の定期購読者だからかなぁ。それはともかく、再開後に訪れることができることを祈ろう。

 新宿に戻り、行く当てもなく、うろつく。日曜なので手軽に入れそうなコーヒーショップとかも人でいっぱい。小田急百貨店と京王百貨店のデパ地下チェックで時間をつぶす。少しだけど本を買って一段と寒冷化が進んだ財布を眺めて、迷った末にお土産として花園万頭の「花園春日山」と「ブランデーぬれあまなっと」(後者は家の分だけ)を買う。京王百貨店の方は地ビールもちょっとあったのだけれど、予算はとっくにオーバーしているので、ウィンドウショッピングのみで終了。

 ジャンクな夕食を済ませ、バスの待合室で本を読んで時間をつぶす。持ってきた2冊(『近世京都画壇のネットワーク』・『ねこと国芳』)を読了。その合間に知り合いの方のfacebookをみると、新宿でゴジラを見たと書いてある。そういえば、今の新宿にはゴジラのオブジェがあるのだった。考古学から遠ざかっている自分は意識していたが、とっくにヲタクでもなくなっていたのだ。でも、搬送中のパトレイバーは見たことはちゃんとふれておこう。

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 バスは予定通り午後10時半に新宿を出発。行きと違って、全席の人がほとんど座席を倒してこなかったので少しホッとする。

北摂探訪と地元でシンポの週末(長文)

 中虎のおごりで白雪ブルワリーレストラン長寿蔵に行くことに。最初、そのついでに市教委のイベントに参加することも考えたが、内容がかなりメイニアックかつハードで子連れには辛いものだったので、これまで行く機会のなかった伊丹市立美術館に行ってみることにした。ただ、出不精な仔龍がブツブツ言っているので、オプションで昆陽池と昆虫館を追加。

 阪急伊丹に降り立ったところでハースブラウンというパン屋さんを見つける。おいしそうなドーナツが並んでいたこともあって仔龍のテンションが上がり、購入を強いられ、いきなり荷物が増える。電車で来ると色々なものが目に入るので余計な買い物が増えることになる。

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 昆陽池公園に来るのは久しぶり。仔虎が小学校のころは伊丹市昆虫館とセットで毎年のように来ていたが、前回の訪問は2012年2月の「ハチ展」で4年半以上前。この夏、一部でチラシ・ポスターが話題になった「カブクワコレクション」展もまだやっていた(正確には第2部ということらしい)。このチラシ・ポスターについて、仔虎は気に入っているみたいなのだが、昨今のなんでも萌えキャラ化がお気に召さない仔龍は垂れ幕を見るなり毒づく。まあ、女性名詞で表される艦船が女子化するのはともかく、大あごや角を持つ甲虫が女子化するのはどうかとは思うが・・(男子キャラもいるけどね)。

 それはともかく、仔虎は萌えキャラも虫も好きなので、素直に展示室に入ったが、仔龍は展示室に入ることも拒否しかけたものの、実物の虫自体は好きなのでキャプション横の萌えキャラを無視して虫の観察。ここの特別展、やはり造作が楽しい。定番の被り物はさなぎが土中にいる様子を模したものだし、展示室の隅を使って「木のうろ」を表現し、そこに入れるようになっていたり、工夫されている。また、展示室の中央には光線が入らないように囲ったエリアを作り、本来夜行性であるカブ・クワの観察もできるようにしてあった。

 カブ・クワの後は蝶温室へ。相変わらず、オオゴマダラが乱舞している。温室の中央に蛹をいくつもつるしたクリスマスツリーがあって、そこにはちょうど羽化したばかりのオオゴマダラが2匹。そのうち1匹は翅も伸びきっていて、ときどき翅を動かすので、すぐに飛び立つものと思い、仔龍と一緒に待っていたがなかなか。それどころが、他の蝶(タテハチョウの仲間か?:無文)にちょっかいをかけられ、繭から引き離されてしまった。結局、飛び立つ場面を見ないままに、蝶温室を後にした。

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 今回は、ミニ企画展「モズのはやにえ」も同時に開催していたので、そちらものぞく。仔龍は鳥も好きなので、すっかりご満悦。圧巻は様々な「はやにえ」の標本。虫やカエルといったお馴染みのものばかりではなく、他の小鳥やカヤネズミというのもあって、モズは小さくても猛禽なんだなぁと改めて思う。

 昆虫館を後にして、昆陽池公園を散策。公園外周の雑木林では声はすれども姿が見えず状態。それでもヒヨドリとメジロらしき姿を目にする。そして入口まで戻ってきたところで、目の前の気にコガラの姿が・・。樹皮をつつきながら枝の周りをまわっていた。すぐ目の前で、それなりに長く観察できたので仔龍は超ハイテンション。その跡にカモやハクチョウを見たり、ヌートリアに会えなかったりしても、気にならなかったようである。

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 お昼は伊丹の中心部まで戻り、予定通りに長寿蔵で。スペアリブのビール煮込みがメインとなるランチを注文。白雪麦酒4種類のテイスティングセット(100ml×4)も注文。ブランシェとダークが美味しい。追加でムール貝のワイン煮込みと酒粕ピザを食べたが、後者はちょっと微妙な印象だった。仔虎は喜んで食べていたが、昆陽池公園の野鳥観察

 長寿蔵には伊丹市のイベント御一行様も立ち寄られており、偶然にも旧知のイベント責任者とも遭遇。ご挨拶しただけでお話しする時間は全くなかったのだが、ご親切なことに市立美術館の招待券を用意していただいた。本当にありがたいことである。

 ということで、昼食後は伊丹市立美術館でジョルジュ・ルオー展を見学。私は美術方面にも疎いので、この作家の作品を意識してみるのは初めて。ギュスターヴ・モローのお弟子さんということだが、学生時代の習作はそれ風だったが、早い時期に個性を確立した印象だ。まあ、モチーフの宗教性や幻想性という精神的な部分に影響があるのかも。太い描線と鮮やかな色彩が月並みな言葉だが情念を感じさせる。展覧会の中身とは関係ないのだが、チラシが変形で色のバリエーションもあって、それが入館券とも連動しているのがスタイリッシュ。

 美術館の後は、隣の市立工芸センターも見学。このセンターでは1年おきにジュエリーと酒器の公募展をやっているようで、今年は酒器。展示と販売が一体化していて、作家ものの酒器を手に入れるチャンスではあったが、適正価格とは思うものの袖なし生活ではちょっと手が出ない。酒器の図録だけ購入。

 最後は再び長寿蔵のショップへ。輸入ビールとその専用グラスが一緒に置いてあるというのは遺伝的に収集癖がある私にとっては辛いお店である。一つ一つはそれほどの値段ではなくても、数が集まるとねぇ。

 中虎は輸入ビール7本入りの福袋(※)とかねてより興味を持っていたランビックの銘柄「CANTILLON Gueuze」を購入。私は「Warsteiner」と「König Ludwig」のトールタンブラー型のグラスとKönig Ludwigの「Dunkel」と「Weissbier HELL」を1本ずつ。ちゃんと確認しなかったので、König Ludwig Weissbier HELLがダブってしまった。
※Duchesse de Bourgogneの布製トートバッグ入り
 「Duchesse de Bourgogne」(750ml)、「STEEN BRUGGE Blond」、「STEEN BRUGGE Dubbel Bruin」、「DEUGNIET Goud Blond」(以上、ベルギー)
 「WARSTEINER Premium Dunkel」、「König Ludwig Weissbier HELL」(以上、ドイツ)
 「The Australian Pale Ale」(オーストラリア)

20141115beersglasses


 日曜日は姫路市埋蔵文化財センターでのシンポジウムを聴講。その前に図書館分館へ行き、予約図書を借りる。
 小路幸也『探偵ザンティピーの休暇』・『探偵ザンティピーの仏心』
 乾石智子『竜鏡の占人』
 仁木英之『仙丹の契り』

 いつもなら車で行く姫路の埋文センターだが、駐車場が狭いので、定期券もあることだし、最寄りのJR御着駅から歩いてみることにした。Google Mapの教えに従って、普通の道路だけではなく農道も歩く。一部は旧山陽道にあたるようで、なるほど直線道路が東西に延びている。

 シンポジウムは現在埋文センターで開催中の企画展「黒田官兵衛 成る」の関連行事で姫路市の担当者が司会進行で、有岡城(伊丹市)、三木城(三木市)、備中高松城(岡山市)の担当者がパネラーである。

 会場は満席。一応、抽選があったという説明だが、実際はどうだったのかなぁ。そうだったら、私はサービスで聴講させてもらったのかも。

 最初に上記の3地域と姫路の状況を簡単に解説した後、休憩を挟んでシンポジウムに入った。一般の人が対象なので、大河ドラマを枕にして、実際はどうだったのかという線で話を進めるというのがシナリオだったようだ。それはそれで面白いものだったが、個人的には織田軍というか秀吉軍の戦法としての付城についても触れてほしかったなぁ。三木城と付城群も国史跡になったことだし、有岡城でも付城があるし、当然備中高松城攻めの際にもあったんじゃないかなぁ。

 この点について、イベントが終わってからこっそりパネラーの一人に聞いてみたら、国史跡を抱えているところが話を振り出してくれないとという返事。まあ、それもそうだ。それはともかく、土曜日にお世話になったお礼に伊丹市の担当者にちょっとだけルドルフの焼き菓子を渡し、家路についた。

Walking and Drinking Holidays(その7)

 仔虎の通う高校は地域の伝統校で、それゆえ行事の在り方などその地域の人には自明のことでも、他の地域から子供を通わせているうちとしては判らないことがある。

 今日は体育大会だったのだが、基本的に行われるのは各種目の決勝だけで、予選というのは前日の予行の間に済ませてしまうシステム。道理で昨日高校から来たメールには今日の大会が予定通り開催されることに加えて、予行の開始時間が明記してあったはず。言うなれば、徒競走やリレーなどは予行でのタイムが悪ければ、大会の日には全く出場しないことになり、自分の子供が出場する種目がないという事態も十分ありうるのだ。昨日、仔虎を学校まで送って行った際、予行なのに父兄の姿が散見されるので、単純にPTA役員の人が準備の手伝いに来ているものと考えていたが、自分の子供の競技する姿を見に来ていた可能性が高い。それだったら、仔虎を水曜のうちに医者に連れて行っておけば、100m走の決勝で走る姿を見れたかもしれないと考え、ちょっと反省。

 となると、開会式から仔虎が出場するであろう学年対抗の綱引きとフォークダンスは最後の2種目なのでかなり時間を持て余してしまう。父兄の見学が200名近くあり、学校の立地からすると幼稚園から高校まで一緒の父兄も多いようで、私の感覚でいうと父兄の一体感は小学校の運動会に近いノリで結構歓声も上がりちょっとついていけない。

 で、どうしたかというと、せっかく近くまで来ているのだからということで、改めて「小茅野リバーサイドパーク」訪問にチャレンジ。昨日のうちに「山崎町小茅野」の場所はちゃんと押さえていたので、体育大会をちょっと抜け出して、小茅野リバーサイドパークへ向かう。ある程度予想していたが、途中から県道は1車線幅しかなくなり、しかも県道名の表示看板もなくなったので、ナビも付いてないし、ちょっと心が折れそうになったのだが、何とか目的地に到着。落石注意の看板に傍に人頭大の落石が転がっている個所がいくつもあり、なかなかドキドキの道行きだった。

 そういった思いをしてたどり着いたリバーサイドパークだが、ちょっと期待外れ。ここのビオトープは開園してからそれほど時間がたっていないはずだが、ビオトープとしての管理(草刈りなどはしてある)がちゃんとされているのかという疑問が・・。アキアカネが産卵していたり、アメンボやカエル、メダカの姿は散見できたけれど、藻以外の植生がほとんど定着していない。箱ものと同じで、最初の形は整えるのだが、それを維持管理する部分の手当ては地元任せにしたという感じだ。素人考えだが、ビオトープを育むのとお米作りとは勝手が違うと思うのだけど。それと植生が定着する前にすべての池に人を入れちゃったのかなぁ。子供たちに実際に生き物と触れ合ってもらうのは大切だけれど、ふれあい用の池と環境として保全する池をちゃんと分けていなかったのかもねぇ。状況が改善されることを期待して、来年の初夏にもう一度来てみよう。

20140926riversidepark

 昼前に、高校に戻る。ちょうど昼休みに入るタイミングで、担任の先生とも少しお話しできた。来月には農業関係競技とは何かということも含め、県代表の仔虎を地方紙が取材に来るとか。楽しみにしておこう。また、沖縄県で開催される全国大会も交通費については学校とPTAの方で負担していただけるということで個人負担は1泊分の宿代のみとのこと。ありがたいことだ。そのあと、仔虎が出た綱引きとフォークダンスを見学してから帰る。仔虎の位置がコンパクトデジカメでは辛いところばかりで、写真はほとんど取れず。なお、カメラを構えている父兄はほとんどがデジ一、気合入っていた。

 最後に、今朝とったシュヴァルツの写真。この後、餌をあげた。

20140926cat

飲酒、合間に祭り準備と吹矢の週末

 お盆の時にやった勘違いの結果、借りている本の期限が出張中に来ることになったので、色々と気を取られることもあったのだが、なるべく集中して本を読むことにする。

 中虎は研修、仔虎は一泊二日のキャンプ、仔龍は登校日と昼まではおひとり様。一人の時間を楽しむはずが、洗濯等をしているとあっという間に時間は過ぎ去ってしまった。

 仔龍は帰ってきた途端に昼食も食べずにソファで爆睡。どうも昨夜は2時間ほど寝ただけだったらしい。眠っている仔龍を放り出して出かける事も出来ず、会社に顔を出すことも断念。仔龍がいつ起きてもいいように昼食用のパンを買いに行く。自分の分として安いライ麦入りのパンを買い、それを齧りながらビールを開ける。安いライ麦パンはビールのあてとしては不十分、かといって本格的なブロートとなると財布にやさしくないのでここは我慢。

 夜は自治会役員会と祭りの寄り合いが重複。役割分担上、祭りの寄り合いに出席することに。結局、昼も食べずに爆睡していた仔龍を起こし、ご飯を炊いて中虎が作ってくれていたおかずを温めて仔龍と二人で食事。食事の後、仔龍に留守番を頼んで、寄合へ。

 祭りの段取りはここ数年一定の形式が確立しているので、大きな部分では例年通りで済んでしまう。ただ、うちの神社に関しては「お旅所」の在り方が問題となっていて、これで一悶着あるかもしれない。

 祭りの寄り合いの後、自治会役員会に合流。報告会という名前の飲み会に突入し、家に戻ったのは日付が変わる少し前だった。

 日曜は地元企業が主催する地域の運動競技会。私は役割分担上、「スポーツ吹矢」の自治会選手として出場。スポーツ吹矢はスポーツ推進員になった2年前に講習を一度受けたきり。室内競技なので、天候不順でも延期がないのは助かる。子ども会の活躍で、うちの校区は11チーム中3位入賞。

 家に戻り、ビールを呑みながら図書館の本を読む。自分で買った青いプレモルと天から降ってきた普通のプレモルも品切れとなってしまった。夕方に読み終えた本を返却し、予約図書を借りる。
 万城目学『悟浄出立』

姫路菓子博5

姫路菓子博5
40分待ちですむということなので、「和の匠館」へ。

京都のお菓子屋さんは技術レベルも高いし、他と比べ、色調が淡く上品な感じがする。あとは何回か食べたことのある滋賀の「たねや」と岡山の「源吉兆庵」の工芸菓子が印象的。

本日の5時間にわたる菓子博ツアーはこれにて終了。

仔虎はバテバテだか、仔龍がうるさいので、動物園の通り抜けをやって帰ろう。

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