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書斎の住人

  • ヴァルキリー
    うちの部屋に棲息するフィギュアたち
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Museum

地を這う日々(201804中旬-1)

 週の始まりは自虐ネタとブラックジョーク。自分でもテンションがおかしいが、そうでもしないと逆に精神的に安定しない。仔虎ほどではないにしろ、私自身の人間関係スキルには問題があることはそれなりに自覚している。しかし、人との距離の取り方が人とどう違うのかが良く判らない。

 多少鬱屈することがあり、それと体力を戻すために久しぶりに夜の散歩を再開。三日坊主に終わらないようにしない。
 川沿いの道は、車の音以外にも鳥の鳴き声や魚の跳ねる音などが時折聞こえてくるのが、何となく楽しい。数年前、かなり落ち込んでいた時期には、同じ道を歩きながら、橋から飛び降りたら楽になるなぁとも考えていたが、今は鬱屈しているといっても、そこまでは思い詰めていない。

 中虎が出かけてしまったので、久しぶりに丹波・三田方面へ一人で車を走らせる。兵庫陶芸美術館で「弥生の美」展を見学ののち、兵庫県立人と自然の博物館で「最古の石器とハンドアックス-デザインの始まり」展を見る。
 「弥生の美」展は考古学的な解説はアリバイのようにあるものの、考古学的な脈絡は排除されている。自分にはできない展示であることは確か。個人的には山王遺跡出土の擬流水文を施した土器が気になった。櫛描文(直線・波状)も併用されていたので、わざわざヘラガキで流水文状の模様を描く意味が良く理解できない。やはり、文様には描き方も含めて、デザイン以上ものがあるのかも。あと、このあたりの中期の加飾壺は垂下口縁のものを選んでもらいたかったなぁ。
 「最古の石器とハンドアックス」展。東京大学総合研究博物館で行われたものの再構成。どのような感じで再構成されているのかが気になって、見学。石器に関しては、展示ケースとパネルごと持ってきていたので、石器の展示そのものは再現性が高い。ただ、会場自体の形は違うこともあって、頭骨化石は単純に覗きケースに並べらえていた。レイアウトの違いよりも気になったのは、照度が全く異なっている点。三田会場は明るい。東京会場では、石器が展示台に樹脂状のもので直接固定されているのにまったく気付かなかったのだが、ここではよく見えた。結構、大胆な手法。それと、向こうでは撮影禁止だったような気がするのだが・・、ここではOK。会場の写真は↓。この2ヵ所で先日までの上司と大学・職場の先輩に遭遇。先輩はこのブログを読んでくれているようで、カメラを買ってから写真がキレイになったとお褒めの言葉をいただく。

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 ガレージの居候ネコはどこかへ行ってしまったが、季節の移り変わりとともにツバメがやって来た。古い巣を大鶏老が撤去してしまったので、巣を一から作り直しているようだ。巣が一日でも早く完成し、無事繁殖できること祈ろう。

聞いた音源
 CARPATHIAN FOREST - Black Shining Leather2007(1998) / Peaceville Records(Avantgarde Music)
 KIX・S / S.T.(1991) / Apollon Inc.
 KIX・S / LES=BEAT(1992) / Apollon Inc.
 KIX・S / One Night Heaven(1992) / Apollon Inc.
 KIX・S / Virginity(1992) / Apollon Inc.
 KIX・S / Mother(1994) / Apollon Inc.
 KIX・S / Body(1995) / Apollon Inc.
 THE KIX・S / Sunrise(1997) / BMG Japan
 改めて聞き直すと、ストレートなラブソングのようで同性への想いをつづっている曲も含まれていて興味深い。自分では全作品を押さえていると思っていたが、「Gorgeous」(1996)というアルバムが抜けている。1996年といえば、大震災の翌年。復興調査班にいた頃なので、CDショップを覗く余裕もなかったのかもしれない。

低空飛行の日々(201803下旬-2)

 いよいよ最後の週。来週からは出勤日が平日になる。3年間月曜が休みの暮らしを続けてきたので、リズムが狂う。今までは余裕があった循環器内科と神経外科の受診が、土曜の午前中に重なることもあるだろうし、面倒だなぁ。
 それと仔龍のPTAの集まりが、結構平日に開催される。今以上に休みにくくなるかもしれないが、体育大会と文化祭には校内や駐車場の立ち番があるので、休めるように仕事を調整しないと。

 職場で三六協定の会議。結果的火中の栗を拾うことになった。自分で仕事を増やしてしまった(orz)。

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 年度途中で他課に移ってしまった同僚のささやかな送別会。名残は尽きないが、仕方がない。次の職場はうちとも関わりが深い施設なので、ご縁はきっと続いていくだろう。宴の最後に、記念の和菓子をいただいた。ご指示のあった通り、ちゃんとお皿に空けて食する。花弁の散った羊羹、見た目も、味わいも素敵だ。

 後任になる同僚と仕事の引継ぎ。手広くやっていた(やらされていた?)ので、引き継ぐ内容も多岐にわたるが、取り敢えず夏の企画展と文化庁の整理指導関係を優先。企画展についてはチラシのラフのラフみたいなものをイラレででっち上げる。整理指導については、情報交換会にも出てもらうことにして、送別会の際に場所をセッティング。

 文化庁の整理指導。無償貸し付けを受ける物品の納入もあり、ばたばた。それでも整理指導については、一通り終了し、指定に向かっての道筋が見えてきた。調査官と一緒にうちのボスに挨拶に行ったら、「指定の時には君は担当者じゃないだねぇ」と高笑いされ、愕然とする。自分が望んで担当を離れるわけではないっ。その後、調査官に「最後まで一緒にやりたかった」とフォローされる。

 情報交換は盛り上がった。ただ、課長が絶好調なのが、少し気に障る。課長がやらかさなければ、私がこの案件の担当をすることもなかったことはちゃんと覚えておいてほしいものだ。その上、最後の最後で担当を外したことも。

 学芸課最後の日。気分的にはジェットコースターのような日。自分の至らなさで絶望を味わった後、改めて手を差し伸べて機会を与えてくれた同僚、その同僚とともに、私のつたない展示解説に付き合ってくれた退職する同僚のおかげで、いい思い出ができた。二人とも面白い解説で新たな発見ができたと過分な評価をしてくれた。この日の苦渋と甘露を忘れなければ、新たな配属での一年を乗り切っていける気がする。

 朝から珍しく東群のネコが日向ぼっこしていた。ネコにとってもいい時期になったのかも。
 
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 駅から会社までの遊歩道。場所によっては、桜が満開。

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聞いた音源
 TorN / 凍音-tone-(2007) / Arcangelo
 SABBAT / Satanasword(2000) / Iron Pegasus
 ポルカドットスティングレイ / 全知全能(2017) / A UNIVERSAL SIGMA

低空飛行の日々(201803下旬-1)

 モチベーションはダダ下がりで引継ぎ書類を作り、関係各所に連絡。身辺整理も始める。次の部署では専門書が基本的に必要ない上、本を置いておくロッカーもないので、展覧会準備のためかき集めた書籍やコピーの類は持ち帰ることとなる。整理が悪い上、3年間で結構溜まっていて嫌になる。
 中虎の実家のお墓が職場からさほど遠くないところにあるので、墓参りの帰りにいくつか荷物を持ち帰る。続いて、実家の墓参りも済ませる。

 姫路文学館の「江戸文学コレクション」展と「明治150年記念 収蔵品でたどる明治の光と影」展、兵庫県立歴史博物館の「ふろくの楽しみ」展を見る。
 文学館の展示を見ると、江戸時代や江戸時代生まれの人にとって、漢文学が教養の一部であったことを再認識する。近代以降の「国」文学とは違った世界が広がっていたのだろう。そして、それは陶磁器のモチーフを理解するうえでも必要なことなのだが、そこまで手が回らないまま、二度目の学芸課生活も終わってしまうのだ。
 姫路文学館では偶然同僚と遭遇。そういえば、彼の人は昨年度までここに勤めていたのだ。二言三言挨拶を交わし、私は配置転換の挨拶も含めて、歴史博物館へ。
 歴史博物館の展示はほとんどが入江コレクションから構成されていた。大きなコレクションだけに、切り口がいろいろある。歴博でコレクションを受け入れ、一次的な整理をした際に歴博に在籍していたので、感慨深い。同期の人からうちの職場についていくつか忠告を受ける。まあ、忠告の内容は言われなくても分かっている事なのだけれどね。それでも、忠告にしたがい、身体も心も壊さないように気を付けることにしよう。こんなグダグダな私だが、気遣ってくれる方もいるようだし。

 「THE 姫路巨匠(マイスター)」という地場産業イベントの一部で、仔龍の学校との協働プロジェクトの発表会(レザーファッションショー)。人前に出ることが本当に苦手な仔龍はB.G.M.担当で、作品のモデルは下級生がやってくれた。
 仔龍デザインのリュックサック(前にも上げたけど)。蓋取り換え式。

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 カバン部門の製作作品。下級生はデザインだけではなく、実際の製作にも関わったとのこと。

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 イベント会場の屋上から見た姫路城。ある意味、ありきたりな構図。

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 姫路城内堀周辺で見かけたちょっと変わった模様のネコ。

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 内堀でも姫路神社付近で見かけたネコの群。丁度、餌をやっている人がいて、集まって来たみたい。ここもネコポイントだったとは。

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 備前門橋跡近くの船場川で見かけたコサギ。足指が黄色。

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聞いた音源
 ポルカドットスティングレイ / 全知全能(2017) / A UNIVERSAL SIGMA
 TorN / 凍音-tone-(2007) / Arcangelo

低空飛行の日々(201803上旬-2)

 コラボ授業の最終打ち合わせがずれ込んで、本番の前々日に。本来なら週休日だが、振り替えて朝から仕事をするのも嫌だったので、夕方の打合せに合わせて出勤。授業の流れについては、大体共通理解ができたけれど、グループが一つ増えたり、簡単なものとはいえ写真パネルを追加で製作することに。。
 授業前日、パネルを作り、飛び道具である銅鐸複製品も貸出先からちょうど返却され、何とかなりそうかなぁと思った矢先、手伝ってもらう同僚と今回の件に関する認識に齟齬があることが判明。ただでさえ、緊張しているのに、思考が負のスパイラルに突入し、眠れなくなる。
 当日の朝。完全に寝不足でテンションも低下。あわただしく出発の準備をしつつ、同僚との最終打ち合わせ。その場で認識の齟齬が何とか解消できたので、負のスパイラルから離脱、当初の目論見通り、ステータスアップ状態へ移行。
 で、授業本番。手前味噌だが、担当の先生のご助力もいただいて、うまく授業は成立したと思う。生徒たちの食いつきが結構よくて、熱心だった。飛び道具への反応も良く、こっちの用意したトラップ(笑)にも素直に引っかかってくれた。研究授業とあって、他の先生方も見学に来られており、それなりに興味を持っていただけたように感じた。次は5月にもう一度行う予定。
 多忙な中、手伝ってもらった同僚には、感謝しかない。こちらの説明や仕切りが悪くて、同じ課の人からなんでほかの課の仕事を手伝うのかとも言われたみたいで、余計な心労を掛けてしまった。楽しかったと言ってくれたし、終わり良ければ総て良しということで許してもらおう。でも、コンビニのカフェラテ1杯じゃ埋め合わせられないよな。何か考えよう。

 今年度から制度が変わって、派遣の可能性がある平社員全員が派遣の条件について説明を受けることに。私は頸椎の不安があるので、車に乗る時間が桁違いに上がる財団への派遣は、秋の面談の際と同様断ったのだが、果たしてどうなることか。内示の日が想定より早くなったようで、課の会議日程も前倒しになる。

 コンパクトデジカメを買ってしまう。機種選定に当たって、ネットの評価などを調べることもせず、光学ズームの倍率(35倍)と3万円台という値段でNIKON COOLPIXA900に決定。このデジカメの便利なところ(?)は、ストロボの起動が手動式なので、フラッシュ撮影禁止の博物館などでは結構重宝しそう。それと光学35倍はそれなりにすごい。ただ、最大望遠状態だとかなり画面が揺れます。で、スズメを撮ったのが下の写真。ズーム様様。

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 和歌山県立紀伊風土記の丘資料館へ重要文化財の収蔵状況を見せてもらいに行く。本音を言えば装飾須恵器の企画展がやっている間に見学したかったところだが、天王山古墳の現地説明会など会期末に行事が重なっているということで、この時期になった。色々とお話を伺っていて、バスを逃す。慌てて、タクシーを呼び、和歌山県立博物館へ直行(自腹だ)。
 和歌山県立博物館ではちょうど企画展「きのくに縁起絵巻の世界」の開幕日に当たっていて、図録を買って、展示を見る。1点1点広げている部分が多くて、大胆(まあ、江戸のものが多いから?)。企画展はちょうど担当学芸員の解説会が始まったのだが、ここで終わりではないため、途中で失礼する。滑舌が良くて、声質もいい方で羨ましい。また、常設展のケースは配置が面白くて、長方形の部屋をうまく使っている感じ。
 県庁前からバスに乗ろうとしたら、バスがない!。再び、タクシー(自腹)で和歌山駅へ。くろしおに乗るより少しだけまし。
 大阪に戻り、大阪市立東洋陶磁美術館へ。特別展「唐代胡人俑」を見る。ちゃんと調べてなかったので、思ったより展示点数は少ない。まあ、一つのお墓からの一括品だからこんなものなかのかも。それと天王俑と鎮墓獣が省かれていたのは残念。でも、丁度、国宝の油滴天目が展示されてたので、それはそれでよかったと思う。それと、チラシを見て勘違いしていたのだが、国立国際美術館との連携企画の「いまを表現する人間像」って、国際美術館の所蔵品を東洋陶磁美術館の中で展示するものだったのね。特別展のものも含め、撮影OKにもビックリ。さっそく、買ったばかりのA900が活躍。久しぶりの東洋陶磁だったので、近くにある五感に寄って、お菓子を買う。

 この親子(?)ネコは完全にうちのガレージを住処にしている。

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聞いた音源
 DEAD END / Zero(1989) / BMG Victor
 メランコリックで良い。
 「夜になればオマエのことを 思い出し 砂の上 散らばった
  残骸を拾い集める 空から降ってくる
  オマエにはまだわからない SERAFINE Oh, I miss you so」
 9mm Parabellum Bullet / Vampire(2008) / EMIミュージック・ジャパン

低空飛行の日々(201803上旬-1)

 考えても仕方のないことが多いが、たまには良い事もある。
 月初めに、ちょっと早めの送別会を兼ねた親睦会があった。今回は12月の集まりでお店に来たものの急用でキャンセルになった方とタイミングの問題で誘えなかった方を加えての宴。急なトラブルで参加者が欠ける可能性が当日浮上したものの、夕方にはトラブルは解消し、すべては予定通り。これも幹事の危機回避アビリティの賜物かな。よく考えてみれば、2回続けて欠席者が出ていたので、誘ったメンバーが無事揃ったは初めてになる。詳細については触れないが、私にとっては帰路も含めて大変楽しい会であった。

 コラボ授業の下準備や内部での打ち合わせをしつつ、別件に関する自分の意見もまとめる。ゴールデンウィークに行うイベントに関するものだが、私には発案者兼担当者がやや迷走気味に思えるので、「火中の栗を拾う」って感じで会議用の提案書を作る。でも、資料は作ったものの、会議とコラボ授業が重なっているので、会議は自動的に欠席となる。ちょっとズルいかもと思いつつ、帰ってきたら何か言われるだろうから、結局は一緒か。

 同じ職場にいる大学の後輩に、かねてから頼んでいた大学卒業式の写真を見せてもらう。そこには大学院生であった私も写っていた。8人分のバラの花束を抱えていったあの時の私がちょっと伏目がちに写っている。その頃の写真は自分では持っていないので、自分自身の変わりように愕然とする。一部の方に、限定公開。その際の私についてのコメントは、非公開。なお、後輩については「一番かわいい」とのコメントがあったことは記録しておこう。

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 桃の節句、出勤になっていたので、普段お世話になっている職場の当日出勤の皆さんにお菓子を配る。パッケージも含めて評判がよかったのは有り難いのだが、いつぞやと同様、自分で食べる分がなくなってしまう。当時の夜でも残っているだろうと高を括っていたら、見事に売り切れ。家用に買った分を家族がおいしそうに食べているのを横目で見る羽目になる。先月中旬以来、何となく「お菓子運」が悪い。

 職場ではいろいろトラブルもあり大変だった日曜。帰りに散々迷っていた本を買う。文一総合出版『フィールド図鑑 日本の野鳥』!!。限定クリアファイルがおまけで付いていたことは仔龍には言わず、本だけ見せる。30年ぶりの全面改定じゃなく、出版とあって、前のものより版が大きくなり、亜種や外来種の情報がかなり増えている。なお、イラストレーターは小学館図鑑NEO『鳥』で日本の鳥全般を担当していた人。私は知らなかったのだが(奥付までチェックしないと分からない)、マニアな仔龍はすぐに気づいたようだ。、マニア恐るべし。

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 日曜は姫路文学館の和辻哲郎文化賞の授賞式もあった。一般部門は日本のナショナリズムに関する著作、学術部門はドイツの現代哲学に関する著作。いずれも興味深い。後者の内容については想像もできないのだが、考察の中心となる哲学者はナチスへの協力が問題視されている人物でもあるので、一般部門・学術部門の双方がナショナリズムに絡む著作ともいえ、今の時代をある意味象徴するものなのかもしれない。一般部門の受賞作は貸していただけるようなので、読みたくなったら、お願いすることにする。

 雨の月曜日。久しぶりに降った雨。雨自体は嫌いではないが、晴れの日より痺れを感じる範囲が広がっているような気がして、気は滅入る。

 You Tubeでちょっと変わった音源が落ちていたので。これは自分でもCD持ってるんだけど出てこない(orz)。このアルバムを聞いているのは、自分も含め少数派だと思っているので、アップする人もいるのだなぁと単純に思う。同時代のロックバンドの曲をカヴァーするというひねくれ方が近田春夫らしい。
 一触即発(四人囃子)~ファンキーモンキーベイビー(キャロル)~Double Dealing Woman(紫)~港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(ダウンタウンブギウギバンド)~ネイビーブルー(Char)~タイムマシンにおねがい(サディスティック・ミカ・バンド)~私は風(カルメンマキ&OZ)~You Better Find Out(クリエイション)~Satori Part2(フラワー・トラベリン・バンド)

聞いた音源
 DISMAL EUPHONY / Soria Moria Slott(1996) / Napalm
 きくおはな / 第一幕(2016) / Subcul-rise records
 きくおはな / 第二幕(2017) / Subcul-rise records
  仔龍の好きな歌い手さん。何となく、アリプロジェクト風に感じる。

低空飛行の日々(201802中旬)

 姫路城マラソンの強制ボランティアも5回目?。今年は、開催年の入った軍手が支給されたが、私の行く付近はボランティアの数が半減し、交通規制に使用するコーン、バリケードの類も数が整理されていた。参加費収入が多く、黒字イベントと聞いているが、私たちのような強制ボランティアの待遇は悪くなるばかり。

 とある会議で奈良へ。会議の後、奈良国立博物館へ行く。特別陳列「お水取り」と「薬師寺の名画」が開催中。開館延長を利用しての観覧だったが、「お水取り」の方は図録を買うかどうかを迷っている間に、ミュージアムショップが閉まってしまった。油断したなぁ。
 「お水取り」展では二月堂内部の一部が再現され、読経(声明)が流れていて、いつもの展覧会とは違う雰囲気。練行衆の身を清める儀式が神道系だったのが、興味深い。
 「薬師寺の名画」展では長澤芦雪の障壁画を見る。芦雪の虎は迫力はあってもやはり猫だ。板絵神像は復元模写も一緒に展示してあって、面白かった。仏画系がとっつきにくいのは経年変化による傷みや退色にも大きな原因があると思っているので、元々の図像を確認できる復元模写は面白い。
 展覧会の後、「なら瑠璃絵」というライトアップイベントも少し眺めてみる。単純に綺麗。駅前の成城石井でIPAを3種類買ってからから帰る。GILGAMESH BREWINGのHeartful Hops IPAとOedipus IPA、ANCHOR BREWINGのGo West! IPA。IPAもいろいろあって、楽しい。家の近くにオープンしたメガドンキホーテにもBREWDOGのPUNK IPA置いてあるし、少しだけIPAマツリ。

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 休日に家の近くでやっている現場を2か所覗きに行く。調査面積の小さい方は昔担当したところの隣接地。小さい方の現場は方形掘方の掘立柱建物が出ていた。この遺跡は地形が改変されていたり、細切れの調査ばかりで全容は明らかではないが、律令期の寺院あるいは官衙が存在していたのではないかと思わせる。
 広い方の現場は、祭祀土坑から装飾付き須恵器と玉が出ているというのを聞いて見に行く。担当者二人は当然知り合いだが、現場についてみると補助員さんたちも旧知の方々。手土産を持って行ったのだが、「今日のは手作り?」とか「まだ、時間あるから現場が終わるまでにお菓子を焼いてきて」とかちょっと厚かましめのノリが懐かしい。

 Valentine Day直前に衝撃の展開。一面では自らがまいた種でもあるから、仕方ないかなぁ。で、Valentine Day当日を迎え、何人かの方からお菓子・他をいただく。私の好きなブランド、初見のブランド、ラブリーなもの、エール、風変わりな食感のもの、それぞれにお気遣いをいただいて、感謝の言葉しかない。ただ、私自身が衝撃の余波を引きずり、かなりクヨクヨしていたため、「ないものねだりをしていたら、せっかくチョコをくださった方々に失礼でしょ」とタシナメラレル。真っ当な指摘なので、反省はしたけれど、すぐに頭が切り替えられるほど器用ではない。一晩寝て忘れられる性分ならよかったのになぁ。

 週末に出向中の同僚を迎えての講演会。当日朝からプレゼン資料をつくるあたり、変わってないなぁと少し呆れつつ、データを用意。講演会は内部講師としては多くの方の参加をいただき、盛況。夜は講師を囲んで飲み会。飛び入り参加の方も含め、非主流派(?)の集まりなので、それはそれで盛り上がる。参加した女性陣からチョコ(初見!)もいただいたので、愉しい呑み会だったのは間違いない。

 日曜のペタンク、今年から参加者の相互審判になったので、スコアの集計を除けば、試合中はそれなりに暇になる。グランドゴルフの日とは違い、気候が穏やかだったので、助かった。午後から仔龍とかねてからの約束通り煮干しラーメンを食べに行き、ついでにショコリキサー(私はいつものダークチョコレートデカダンス、仔龍はミルクチョコレートデカダンス)を飲んで帰る。そういえば、ショコリキサーを飲むというのは、自分にとって追い込まれた時のルーチンだった。火曜日に備えて、この日から台所周辺の片付けを始める。

 休館日だが、出張が入っているので出勤。朝、スマホを見るとラインに連絡が入っていた。まあ、内容には単にお礼の連絡で、連絡そのものはうれしかったものの、ちょっと複雑な気分。私はルールを作る側ではなく、ルールで縛られる側なので、ちょっとしたことで一喜一憂している。
 大阪駅前でお昼を食べたが、再開発終了後の大阪駅周辺を全く把握していないので、どこに行っていいか迷う。電車の時間を30分勘違いしていたこともあって、目についたエキナカのカレー屋さん(当たりで良かった)で野菜たっぷりのカレーを食べる。用務の帰りも、大阪で途中下車はしたものの、結局ウィンドショッピングをする気力も湧かないまま帰宅。

 週休日。家の近くの現場に持っていくため、まずはマフィンを焼く。続いて、職場に持っていくためのパウンドケーキを焼く。お菓子を焼く機会が激減していた間はマフィン生地のものばかり焼いていたので、パウンドケーキは久しぶり。それにケーキマーガリンを使った生地でパウンドケーキを焼くのはおそらく初めて。無塩バターは高くて買えない。オーブンの火を落とした後、すぐに取り出さずに放置していたので、焼き色が少しつきすぎ。ただ、その分、表皮がクッキー状にカリっとしたのは悪くないかも。

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 FGOはヴァレンタインイベントに引き続き、復刻イベントが時を置かずに始まる。ヴァレンタインイベントはイベントピックアップの星5アサシンは引いたものの、最近のもやもやを反映するように消化不良で終わったが、その不幸を補うように復刻イベントでは呼符1枚でいきなりイベント限定星5セイバー「両儀式」が来る。仔龍が悔しがって、私に「推しキャラができてもガチャで当たらない」呪いをかける。

聞いた音源
 BLACK SABBATH / S.T.(1997:1970) / Teichiku(Vertigo)
 9mm Parabellum Bullet / Vampire(2008) / EMIミュージック・ジャパン
 「いつの間にか おれの笑顔奪ったのは誰だ」
 「今おれに必要なのは 考えすぎに効く薬 全部忘れて眠るんだ」
 JUJU / いいわけ(2017)
 JUNNA / Here(2017)
 「半分しか許したくない 半分しか分かり合えない」
 9mm Parabellum Bullet / インフェルノ(2016)
 9mm Parabellum Bullet / サクリファイス(2017)

低空飛行の日々(201801下旬)

 火曜日が休みになったので、神戸市立博物館で開催中の「ボストン美術館展」を見に行く。対外的にはゴッホの絵かもしれないが、実はいくつかの分野にまたがる内容の広い展示。それとこれらの所蔵品を寄贈した人々(ボストニアン)の紹介が来館者に響いたかどうかは別として、一つのポイントだったのだろう。
 ここで備忘録として各コーナーで気になった作品をリストアップしておこう。
 古代エジプト美術
  「ハトシェプスト女王小像断片」、「縛られたオリックス形の壺」
 中国美術
  陳容「九龍図巻」、徽宗「五色鸚鵡図巻」
 日本美術
  曽我蕭白「飲中八仙図」、岸駒・呉春・東東洋「梅に鹿鶴図屏風」+松村景文・岡本豊彦・東東洋「松に鹿蝙蝠図屏風」
 フランス絵画
  アルフレッド・シスレー「サン=マメスのラ・クロア=ブランシュ」、クロード・モネ「アンティーブ、午後の効果」
 アメリカ絵画
  ワシントン・オールストン「月光」、ジョン・シンガー・サージェント「フィスク・ウォレン夫人と娘レイチェル」
 版画・写真
  チャールズ・シーラー「白い納屋、壁、ペンシルヴェニア州バックス郡」
 現代美術
  サム・テイラー=ジョンソン「静物」
 昔なら、Gloomy Twilightの方で感想とか書くのだけれど、そんな元気はなくなってしまった。10年更新していないこのブログ、10年前の自分の文章を読んで、あの頃は反抗心も含めて意欲にあふれていたのだなぁと遠い目になる。
 これに挙げなかった作品の中では英一蝶「涅槃図」が修復状況の紹介も含めて興味深いものであった反面、作品解説に何となく違和感があったことは追記しておこう。他の涅槃図に比較して、動物の親子が多く描かれていたと言えるのかとか、施主さんの意をくみ取る場合は、在家信者姿の施主さんを描くのではないのか等など。
 あ、それとモースの解説で大森貝塚の調査と近代考古学の導入に果たした役割に一言も触れていなかったのは、なんか嫌だったことも触れておこう。

 ボストン美術館展を見た後、鹿鳴茶流で鹿肉ロースト丼がメインのランチを食べ、大丸とそごうを回る。大丸はヴァレンタインコーナーがまだ開設していなかったのだが、そごうのほうは初日。自分で食べたり、友達とシェアする消費者の増加と生チョコ系の商品が多いためか、賞味期限が2/14前に来る商品が多くて、興味深い。中虎がいくつかのブランドをお試しで購入。私のお気に入りブランドは、大丸系(支店は大阪駅前の大丸にある)のためか、そごうには来ていなかったなぁ、残念。
 それとそごうでは富澤商店にも寄って、焼菓子の型・材料とかラッピングの材料をお買い上げ。道具は揃ったし、お許しも得たのでお菓子を焼く条件は揃った。

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 当旬前半ではお菓子を焼くかどうかを決めかねていたのだが、何人かに焼く日を予告して、踏ん切りをつける。で、次は何を焼くかだが、マフィンを焼くことに決定。自分の中では事前準備が少なく、材料費も少なくて済むミルクティーマフィンを選ぶ。一年前も同じものを焼いたが、材料の茶葉は前回がジャナッツのエヴェレストチャイだったのに対し、今回はマリアージュフレールのキョートアールグレイにした。
 型には小型パウンド型を使って、12個焼いて、8個を持っていく。素人の焼くものなので、なかなか数は作れない。正方形の型で厚みを薄めに焼いて切り分ければ、ある程度の人数分は確保できるけれど(職場のイベントに合わせて1・2度やったことはある)、今はそんな気分ではない。焼き上がりはまあまあ。当初配る予定のなかった人にもあげてしまい、自分の食べる分が無くなるという失態を演じてしまったが、評判が良かったので良しとしよう。しかし、次はいつ作れるやら。2月は3連休でも仕事以外の用事があって休みにならない日が多く、余裕がない、

 お菓子イベントの間に、奈良で古墳時代の玉イベント。イベントに備え、自分の書いた原稿を読み直すという拷問を味わいつつ、当日に備える。僕以外はみんなちゃんと原稿書いているし、自分の不備ばかり目立つ。でも、字句の統一と小タイトルをつけるだけで許してもらえたのは、ある意味では見捨てられているからかも。それはともかく、来年度の展覧会に向け、とある指定品の出品交渉をすることとなり、ちょっと気が重い。とりあえず、自分でチャレンジできる相手は自分で連絡を取り、付き合いのなかった相手はそこと付き合いのある同僚から連絡を取ってもらう。
 玉イベントは来年度の成果図書出版と展覧会で一応の区切り。次の研究テーマの候補がいくつか挙がったが、個人的にはどれもやりたくない。それに再来年度の話だし、どこにいるかもわからないというか、そろそろ若い人に頑張ってもらわないとね。

聞いた音源
ARCTURUS / Aspera Hiems Symfonia / Constellation / My Angel(2002;1995,1994.1991) / Candlelight Records
 寒さが厳しいこの季節、荒んだ気分を癒すようで、精神を蝕んでいくアルバム。特に「Fall of Man」は名曲だ。YouTubeにフルアルバムが落ちていて、ビックリ。昨年のライブのfullshowも落ちていた。貧乏な私にはいい時代ではあるのだか・・。「Fall of Man」を貼ってしまおう。

EARTHSHAKER / The Best of Nexus Years(2002) / King Records
 カーステレオに入っていたので、何となく。
 JUJU / いいわけ(2017)
 JUNNA / Here(2017)
 9mm Parabellum Bullet / インフェルノ(2016)
 9mm Parabellum Bullet / サクリファイス(2017)

 そろそろJUJUも打ち止めか。その前にちょっと毛色の違う「いいわけ」を貼り付ける。

低空飛行の日々(201712後半-1)

 最初は予定していなかったが、書きだしてみると、思いのほか分量が増えてしまったので、1・2に分割することにした。

 会社に行っている時は、相変わらず低空飛行。この精神状態からは当面逃れられそうにない。そういった低空飛行の中、思い切ってホサンナに行ってみる。今月のゲストビールであるBrewdogのPUNK IPAとベアードビールのスルガベイ・インペリアルIPAの小さいサイズを一杯ずつ、それにフィッシュアンドチップス。細やかな幸せを感じる。レギュラービールもヤッホーブルーイングとかスプリングヴァレーになっていて、結構驚く。もう一回くらいは呑みに行きたいものだ。

 FGOのクリスマスイベントの結果は次の通り。」クエストクリアは当然として、周回の結果、私はとりあえずボックスガチャが10箱、仔龍は32箱。仔龍のスマホはバッテリーがおかしくなっているのに、どう考えてもやり過ぎだろう。

 今年は会社のメンテナンス休館が長くなり、その分だけメンテナンス対象となる個所も増え、3年目にして初めて気づくことも多かった。それにしてもメンテナンス作業のしにくい展示室であることよ。職人技の現場合わせや凝った照明も度を越せばメンテナスの困難さだけが残される。ピンポイントでしか外すことのできない部品なんて、設置の時には良くても、メンテナンスをする方にとってはイライラするだけ。

 姫路市立美術館の「永井一正展」を再訪する。再訪した理由は、地元の高校(永井の出身校)と美術館のコラボ企画展をやっていることに気付いたため。畑は違うが、ミュージアムと高校のコラボというのには興味が湧く。コラボ企画展の内容は永井作品のうち、「LIFE」シリーズのうちから、対象となった第1学年の1クラスの高校生が各人1枚の作品を選び、そこにその作品を選んだ理由なり、その作品の感想なりを書き添えるというもの。
 手順としては、学芸員による美術館の社会的役割や展覧会についてのレクチャー、学校の先生による永井の育った時代背景の授業、アートディレクターでもある永井の子息による展示室でのセッション(作品の選定)を経て、展覧会を構成する。ある意味、オーソドックスな手法。
 私にとって、一番興味をひかれたことは、高校生が選んだ40枚ほどのポスターに同世代である仔龍がイチ押しした作品群(描画手法が同じものも含め)が1枚も含まれていなかったことだ。個人の感性の違いといってしまえばお仕舞だが、美術館や作家のバックグランド情報を十分に得た(あるいは過剰に得た)学業成績優秀な普通科の高校生(スーパーグローバルハイスクール指定校)と教室にあった図録をパラパラとめくって作品を選んだデザイン科の高校生の違いと分析してみることも可能ではないか。個人的な見方かもしれないが、直感的に良い(好き)と思った作品より、コンセプトが表出する作品の方がテキストは書きやすい。
 この展覧会は、たまたま職場にも観覧した人がいて、ほんの少しではあったが意見交換できたのも面白かった。

 晦日になって、ニュースで地元百貨店の本店が閉店になることを知る。2009年9月のエントリに書いたのだが、この百貨店の催し物会場で宮山古墳の速報展を見たのが考古学的なものとも出会いであった。また、1階にあるTHE FARMER'S DAUGHTERというカフェが気になりつつも、行ったことがないので、あと2カ月のうちに一度は行かないとと少し焦り気味。来月上旬に中虎と休日が重なる日があるので、予定を聞いてみよう。

図書館で借りた本
 篠原美季『ヴァチカン図書館の裏蔵書』(2017)

聞いた音源
 Black Metal、Death Metal系をピックアップして聞く。ヘッドバンキングができない体になってしまったのだが、歩きながらあるいは運転中に聞く分にはヘッドバンキングをしないので問題ない。メタルに限らず、新譜情報を意識して排除してから久しいので、この界隈の最近の情報については全く分からない。ただ、You TubeのRelapse Recordsのチャンネルで引っかかったデンマークのMyrkurが気になっているが、音源はストリーミングで聞けるからいいかと購入はしていない。
OPETH / Orchid(2000;1994) / Candlelight
LIMBONIC ART / In Abhorrence Dementia(1997) / Nocturnal Art Productions
AT THE GATES / Slaughter Of The Soul(1995) / Toy's Factory(Earache)
ARCTURUS / Aspera Hiems Symfonia(2002) / Candlelight Records
ANOREXIA NERVOSA / Redemption Process(2004) / Soundholic

Myrkurの「Ulvinde」を貼っておきます。

(2に続く)

低空飛行の日々(201712前半)

 最初は4日続けて近畿圏と出雲の返却。一日置いて、長野から千葉へ2泊3日。どうも長野でスペアでかけていた眼鏡をどこかに置き忘れたよう。老眼が進んで手元を見る時は眼鏡をはずすようになっているので、こうした事故は起こりがち。新しい眼鏡が届いたら気を付けないと。

 返却の中日に2度目のMRI。結果的には頸椎の変形が進んでいるというわけではないらしい。ただ、自覚症状が僅かながら悪化しているので、いずれ手術ということもあるのだろう。体の表面近くで、軽くチリチリする痺れがその時々に部位を変えながら続く。まあ、運動障害はないのだが、この軽いチリチリが自分で思う以上にストレスになっているのかもしれない。眠りも浅い。血圧の薬は飲み忘れても、自覚症状は出ないのだが、痺れの抑制剤は飲み忘れると覿面に症状が強くなることを実感。

 今年は職場の忘年会が返却の最終日と重なってしまって、参加できず。その代わりと言っては何だが、返却中にインターメディアテク東京大学総合研究博物館に行く。インターメディアテクは立地とコストの面で時間を潰すにはもってこい。その本体である東京大学総合研究博物館はリニューアルされてから初めて行ったし、「ハンドアックス―デザインの始まり」展を見学できたのも大きい。行燈ケースに石器を立てて展示するというのはなかなか新鮮だったが、展覧会の趣旨である石器のデザイン性を見せるにはこの方法が有効だったのだろう。また、頭骨化石の展示方法もユニーク。ただ、キャプションとの位置関係など、展示デザインとしては好き嫌いが分かれるかも。

 重要文化財の修復の打合せで奈良へ。そこで十数年ぶりに一学年下の後輩に会う。それはそれで驚いたのだが、彼に付き添っていた上級官庁の職員が私より1学年先輩のご子息であるという。考えてみれば、仔虎も来年は成人を迎えるわけで、子ども世代が同業者になっていてもおかしくはないが、何となくショック。

 週休日に返却に行ったため、平日に振替休日。期末考査も終わり短縮授業になっている仔龍と姫路市立美術館で開催中の「永井一正ポスター展」を見学に行く。私のようにグラフィックデザインに疎い人間にとっては、永井一正と聞いてもピンとこないのだが、仔龍が通うデザイン科の先生の話では「デザイン科生には強制的にでも見学させたい」展覧会とのこと(私なんかは、そこまで言うなら、学校と美術館は徒歩圏だし、授業で「強制的に見学」されたらいいじゃんと思ってしまうのだが・・)。ともあれ、質・量に圧倒されつつ、展示を見る。天井近くまで作品が並べられているので、なるべく首を後ろに反らさないようにしている私にはちょっと辛い。それでも、もう一回行くかも。

 明石の焼き鳥屋さんで私的なグループの呑み会。いろいろ弱っている私を励ましてくれる会。日程・場所が決まるまで、少しバタバタしたが、幹事さんの努力で無事開催に至った。結果良ければすべて良しである。ただ、参加者の一人が家族の具合が急に悪くなり、直前キャンセルになったのは残念。お店は他にも忘年会のグループで満席。お料理もおいしくて盛り上がる。幹事さんと話し、次回はいろいろ都合も考えて、来月下旬に遅めの新年会をやろうということに。それと寂しいことではあるが、年度末に職場を離れてしまうメンバーの送別会も開催したいということになる。終電時間のチェックを忘れ、JRから乗り継ぐ私鉄の終電を逃す。いつもより一駅余分にJRに乗り、2キロちょっとの距離を歩いて帰る。

 FGOのクリスマスイベントが始まる。仔龍が楽しみにしていたというか熱望していた星5サーヴァントがガチャに実装。この一年で貯めた聖晶石で引き当てると意気込んでいた(その半面、出てこなかったらどうしようと悩んでもいた)。こちらは飲み会の席で何も考えずに10連を引いたらいきなりそのサーヴァントがやって来た。それと帰りの電車の中で3回ほど10連引いたら、そのキャラ及びピックアップされていた星4サーヴァント2体も複数やってきて、結局3体とも宝具レベルは2に。これで仔龍が引き当ててなかったら大変なことになると思っていたのだが、仔龍もちゃんとピックアップキャラ3タイトも宝具レベルが2~3でイベント礼装もいくつか最大解放したらしい。とりあえず、ご機嫌麗しくて助かる。

図書館で借りた本
 須田勉『国分寺の誕生』(2016) 来年度の準備。

聞いた音源
いとうかなこ「Hacking To The Gate」(2011)
生沢祐一「Evil Shine」(2004)
abindon boys school「Howlling -inch up-」(2007)
石川智晶「First Pain」(2009)

低空飛行の日々(201711下旬)

 本来なら、もっと早く見に行かねばならなかった滋賀県立安土城考古博物館の連携展示「青銅の鐸と武器ー近江の弥生時代とその周辺」をようやく見に行く。久しぶりの長距離運転。
 展示は考古資料の展示としては正統派で網羅的。ケースの面積がわが社の2倍近くあるので、力が入っている。近江の鋳造関係資料の充実に驚く。
 帰りに竜王のアウトレットパークにも寄る。抹茶ティラミスというものをいただいたが、美味ではあるものの、木の桝を器として出てくるので、隅にどうしても食べ残しが残ってしまって、美しくない。

 茨木市立文化財資料館で開催されていたもう一つの連携展示「銅鐸を作った人々」も会期最終日に飛び込む。高杯形土製品が自分で感覚的にとらえていたより大きいので素直に驚いた。
 
 展覧会が終わった。最終週は業界関係者の駆け込み見学もあり、ちゃんとした青銅器研究者のご案内をなんちゃってな私が務めることなったり、その場には中堅の銅鐸研究者がいたりと冷や汗ものの事態もあったが、ご教示いただくことも多かった。業務の面では終わり際にもちょっとしたごたごたはあったのだが、まあそれはいい。でも、いくら売り手市場で大手とはいえ、もう少し謙虚でも良いのではないかと思う。美術品輸送の業界もニッチな市場なので、頼める先が片手で十分なところが面倒だ。
 撤収も無事終わって、あとは返すだけではあるが、若干心配な資料もあって、なかなか安心はできない。

 メガネが突然壊れて、古い眼鏡を引っ張り出してくる。月末の休みに新しいのを注文する。必要経費とはいえ、結構痛い。関東方面の返却中に出来上がる予定。

図書館で借りた本
イアン・マクドナルド『旋舞の千年都市(上・下)』(2014)

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